山下ふみこオフィシャルブログ
2014.01.11
ふじのくに観光ゼミ
静岡市で県が行っている地域プロデューサー養成講座の第5回目
[[起承転結を 「見える化」~伝えるマーケティング]] 講師
(株)リクルートライフスタイルエリアプロデューサー・渡邉知 氏
何とかまちの活性化を考える中で、幾つかのこのような講座に昨年から集中して参加している。
しかし、企画力やITに疎い者にとって、地域活性化に繋がるプロモーションづくりは苦手である。
人口減少や高齢化が進む中で、全国的に観光振興による地域活性化の必要性は感じている。
地域への誘客や周遊を促進させ、観光交流を通して定住人口を確保できたらという思いは同じ。
今回は地域のサポーターを増やす仕掛けを学ぶ。地域への誘客に向けた手法が、
方程式のようにあることを学ぶ。非常に実践に即した理論展開は分かりやすく興味深い。
プロモーションとPRは違う。
プロモーションとは届けたい相手に、届けたい情報・ものを届けることだという。
プロモーションを行う上で大切な4つ。1・マーケティング 2・PR 3・広告 4・ブランディング
これらをどのように組み合わせるのか。
観光に出かける前に行うパンフレット集め等の情報収集の事前調査+現地に行ってからの情報収集
→それらが揃ったプロモーション活動を行うべきである。
まずは外に向けての発地のPR(public relation)、そして、次には現地に来てくれたときの着地のPR、
これらを区別してPRの手法を考えなければならないと言う。
プロモーションとは商品(サービス)を消費者(ターゲット)に伝え、行動(アクション)を起こさせる
ためには、外と内、2つの手法で考えることで、非常に分かりやすいPRづくりのコツを学ぶ。
そして、究極は最近の手法である、「あなたが伝えたい地域の物語って何ですか」
この考え方で自分が提案したい観光デザイン(プラン)を作ってみるのも面白そう。
やはり観光誘致には物語が必要なのか・・・
講義の後はワークショップを地域ごとに行う。
彼らは既に自分たちの地域での振興を進めている人達である。その彼らが試行錯誤しながらも、
地域活性化に向けて取り組んでいる中で、何かの手がかりを求めて参加している。
彼らの取り組む姿勢は前向きであり、本当に素直で感動的でさえある。
私も何とか彼らについていこうと思っているのだが・・・
地域での面白い事例
「極寒の体験」
地元では誰も考えつかない企画。毛布1枚で寒さの中を歩くと言うだけのものだが、
台湾の観光客で予約はいっぱいであるという。