山下ふみこオフィシャルブログ

2014.08.26

駒形克己ワールド in 長泉

沼津市出身の造本作家・デザイナーの駒形克己さんは世界の国際児童図書展で多くの賞を受賞し、世界各地で本の個展と独創的なワークショップ活動をしている。今回、彼の展覧会が長泉にある特種東海製紙株式会社Pam7/199/20まで開催されている。

彼は大岡小・中学校出身。2011年に白血病で緊急入院し、骨髄移植を受け20134月に退院し、現在は副作用と闘いながらも海外での仕事も再開しているようです。

娘の帰国に合わせて、私の同級生で幼馴染の「駒形克己展」へ出かける。

Pamは建築家の坂茂氏の作品です。彼の建物を見に来る方もいるというほど世界的に有名な方です。

彼の感覚、五感を大切にし、その感覚を紙の上で表現しようとする独自のアプローチから生まれる絵本は、紙の可能性と共に3次元の広がりをもち、誰もがその絵と感触を確かめられ楽しめる構成になっている。正にこれがコマガタワールドというのだろうか。

この本はフランスの国立美術学校の手話研究チームからの依頼で、この絵を見ると手話が自然と覚えられてしまうようになっている。
この本は今春、ボローニャ国際児童図書展で既に発表を終え、今年中に刊行されると言う。
「森の中に棲む動物たち」

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