山下ふみこオフィシャルブログ
2014.09.15
子宮頸がんワクチンで副作用
子宮頸がんワクチンの副作用被害は依然として起きている。
昨年の4月に定期接種になり、その2カ月もたたない6/14に厚生労働省は副反応の報告が多いため、接種の積極的勧奨を一時控えるとして異例の決定を行い、各自治体へ通知をした。
自治体によっては、接種の一時中止を自主的に行ったところもあるが、沼津市においては勧奨中止と言うことで、周知された経緯がある。
その副作用に悩む、またそれによって重篤な状況に陥った少女たちが、厚労省が重篤と認定した接種者が1412人もいると言う。
↑東京新聞 9/14
副作用は接種してすぐ症状が出る場合と、半年以上してから出るケースもあり、この子宮頸がんのHPVワクチンをめぐっては、厚労省は専門部会を設置したが、重篤患者との因果関係を「心身の反応」としていることで、医学的な見地から認めようとはしていない。
多くの少女たちの様々な症状の訴えを知るにつれ、この問題は多くの親たちが知るべきである。しかし、ほとんどのメディアで報道されずにいる。
沼津市においても何件かの副作用が出た状況については報告されているが、その主なものは失神によるもので、数日経過して状況は回復している。
しかし、ある母親からは、接種後吐き気や脱力感などの症状があったということを回復した後に聞いた。母親自身がその影響によるものであったことを全く把握していなかったこともあり、そのまま1年経過してしまったケースがある。
沼津市の子宮頸がん予防接種数(延べ数)2014年6/19現在
平成25年度 420件
平成26年度 4月2件、6月6件
勧奨の中止が出てからも昨年の7月以降、110件以上の延べ接種者があったということ。
幸いに重篤なケースは報告されていないが、ワクチン接種自体、子宮頸がんを防ぐものではなく、やはり健診をすることが一番の早期発見でもあることから、この問題については継続的な報告をしていきたい。
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