山下ふみこオフィシャルブログ
2014.11.04
地震・津波対策の行政視察 in 袋井市
吉田町の次は袋井市へ。まずは市役所で「津波避難マウンド平成の命山」の説明を受ける。そこで名産のメロンを出されて一同感激。袋井市は温室メロンやお茶が有名である。
平成23年に浅羽南地区連合会から要望書が出され、命山建設の整備計画が検討される。H24年5月~は地元との意見交換会を重ねながら、整備の方針や形状について協議
敷地面積6,433㎡、収容人員1300人、高さ・海抜10m, 避難階段4か所とスロープ1か所(スロープ8%車いす利用可能)、駐車場9台、工期H24年10月~H25年12月、用地取得費6500万円、工事費1.4億円、総額2.2憶円。国の補助金はおよそ1/3。経費は法面の芝生管理委託料152万円。
液状化を防ぐために盛り土にはセメントを混ぜて地盤を固めている。
この命山は遠州灘から1.3km離れている。この周辺は海抜2,3mの低地で高台がなかったために、津波襲来時の避難地として考えられた。
県知事は式典で避難タワーの耐用年数は50年だが、命山は500年後にも語り継がれる」と完成を祝ったそうです。
地域住民はイベントやウォーキングで利用し、維持管理は市で行っているが、今後は地域への協力は求めていくと言う。