山下ふみこオフィシャルブログ

2015.06.05

県立沼津視覚特別支援学校のオープンスクール

6/5県立沼津視覚特別支援学校のオープンスクールに参加。「BiViぬまづ」で毎年障がい者と一緒に行う避難訓練をきっかけに、この学校の授業参観や文化祭にも行くようになる。
学校の目標は「自立する人を育てる」
自立に向けその夢にむかって一生懸命頑張れる人になって欲しいという先生方の想いを感じる。

地域のボランティアや企業の方も参加して、地域連携していける開かれた学校を目指している。校長先生や教頭先生はいつ伺ってもウェルカムの対応は嬉しいものです。
昭和24年に設立され、今年で65年が経過している。最近の状況は生徒数が減少傾向にあること。以前ほど未熟児の視覚障害が医療の発達とともに減少。また普通学級の学校を希望する方がいるのも要因の一つだという。
現在、小学部5人、中学部1人、高等部保健理療科4人

社会人になってから視覚障害になった方は、理療科で勉強をし、マッサージ者を目指しているという。でも難しい専門用語360以上の身体の構造器官を覚えるというのはそれだけでも大変なこと。

写真は教科書の文字が大きく画面に反映される機械である。先生も全盲者です。

読み取り中と言うこの機械は、本や書類もスキャンして、その文字が画面に大きく拡大される仕組み。

この学校は目のことや発達のことで悩んでいる方、盲導犬や白杖について知りたい方等の相談窓口を設けています。
問合せ:055-921-2099 
ソプラノ歌手・大石亜矢子さんもこの学校の出身者です。
また読み聞かせ等のボランティアも募集しています。