山下ふみこオフィシャルブログ

2016.05.26

NPO法人クリエイティブサポートレッツin浜松

県内の無所属女性議員を中心とした「なないろの風」第4弾は浜松での研修。介護民俗学の提唱者・六車さんの勧めもあって、念願の障害者福祉サービス事業所「アルス・ノヴァ」と「のヴぁ公民館」を視察する。
そこでの体験は衝撃的なものであったわけで…
余りにも多くの事業に挑戦していて、いったい此処は何屋さん?って思うほど楽しいことやわからないことが満載。そして、スタッフも利用者さんも見分けがつかないほど、其々が自由にでも寄り添って楽しんでいるように見える不思議な空間。
これらの運営は認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ
http://cslets.net/introduction
”あたり前からあるがままへ”
~人が幸せに生きるとは~
を考える現場がレッツ。様々な人が、様々な表現活動を実現するために事業を行い、それぞれの人権を尊重し、いきいきと生きていけるまちづくりを行っていこうとしていることが、本当に感じられる。

レッツ19
レッツ25
レッツ23

4階建てのビルはすべてアルス・ノヴァが借りている。
障がい者福祉サービス事業所アルス・ノヴァ 
http://cslets.net/arsnova
「障害のある人が、様々な人とのつながりの中で、その人らしく生きていける生活環境づくりを」
人としてプライドを持って生きること、まさしく人権を尊重した取り組みを行っている。
其々がその日の気分次第で過ごす部屋がいくつかある。
そしてたった一人に、その人が満足するまで寄り添うスタッフ。でもそのスタッフが楽しんでいるってちょっと信じられない光景。ドラムや電子オルガンやギターが雑然とおかれ、ガンガンにロック?を即興で演奏している。そこには楽しんで踊っていたり、聴き入っていたり・・・
私たちがいる間中演奏が続いていたから、きっと3時間以上は・・・芸大の音楽を出ているスタッフがドラマーで、その演奏たるもの半端じゃないし、このすごさって、生ライブで聴いたものしか分からない。

レッツ22
レッツ4
3レッツ
レッツ8

上記の写真:クリック→拡大
代表の久保田さんは芸大を出てから建築家として仕事をし、出産後すぐに復帰するつもりでいたが、その子が重度の障害があり、そこから彼女の活動が始まる。
この施設はすべてオープン。予約さえすれば、有料で見学ができ、○日間の体験コースで学生を受け入れたりしている。
障害福祉施設の社会資源化を目指し、その施設に多くの外部の人たちを受け入れることで、そこにいる人たちの就労の場にもなり、見学料等は運営や工賃にも繋がっていく。

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