山下ふみこオフィシャルブログ
2016.06.19
長谷川徳之輔先生を偲ぶ会
3/25に亡くなられた長谷川徳之輔先生の偲ぶ会がリバーサイドホテルで行われました。
4中時代の同級生が主体となって、東高、建設省、沼津大好き塾、市議など先生の友人を中心とした多くの関係者が集まりました。
先生と親交のあった方々のスピーチは、先生がいかに沼津を愛したのか、その思いがひしひしと伝わるものでした。そして、ハーバード大学の客員教授だった頃は、同級生がこぞってイギリスに押しかけた様子など先生との思い出がスクリーンに映し出され、和やかな偲ぶ会となりました。
私は2006年から「沼津大好き塾」を主婦たちと立ち上げ、沼津のまちづくり、特に鉄道高架事業が本当に沼津市にとって必要なのか否か勉強会を始めました。
月に1回の勉強会にはいつも長谷川先生が手弁当で東京から来てくださり、それから1年間勉強会続けていく中で、やはり次世代の子どもたちの将来は、母親たちの声を市政に届けなければという思いから、市議に挑戦をしました。
今まで政治に無関心の主婦たちが、初めての選挙に挑戦するには大変なプレッシャーでした。何から何まで無我夢中の中で、先生は「君たちは一生懸命やればいい、あとの責任は僕が負う。警察が来たら、みんな僕のせいにすればいい・・・」
そう言って臨んだ選挙戦でした。
それから3回の選挙を後援会長として支えてくださいました。今回の偲ぶ会に参列させていただいて思ったことは、先生とは一度もこのような盛大な会を催したこともなく、当選祝いもなく10年間きてしまったことに、本当に申し訳なく思いました。
先生との出会いは私や家族の人生を変えた大きな出来事でした。でもいつも「貴女には貴女の人生があるからね。支援する仲間の声もよく聞いて、自分の生活も未来もよく考えて頑張ってください・・・」と、常に気にかけてくださっていました。
その出会いを心から感謝し、先生の「沼津大好きな思い」を私も引き継ぎ、次に繋げていこうと改めて誓いました。
10年前、先生が私たちと一緒に作った冊子のメッセージです。確かに20世紀は例外的な成長であったと思います。そして21世紀、私たちが未来の子どもたちに、どんな社会を繋げていくのか、その責任は重く、この21世紀に生きる私たちは試されているのだと思います。
合掌