山下ふみこオフィシャルブログ

2016.06.22

いじめ問題と教職員の不適切な言動等についてNO2

★東京都教育委員会では体罰の事案も学校名までも公表されている。
個人情報の観点から、公表することへの抵抗はなかったのかという疑問に対しては、公表することで、その根絶に向けてより解決しようとする意識が高まるので、公表しないメリットより、公表することでのメリットのほうが大きかったので、最終的にはどこの学校も認めざる得なかったという。
しかし、最終的にはトップのやる気があったからここまで徹底したことができたといわれた。
(下記は小学校の一部抜粋)

東京都1

東京都教育委員会が、ここまで徹底的に体罰に向けて取り組んだきっかけは、
「2012年12月、大阪市立桜宮高校のバスケットボール部の部長を務めていた男子生徒(当時17歳)が、顧問による体罰を苦に自殺した事件」が始まりだったという。

★★★体罰根絶の第1歩は公表&情報共有!★★★
それから「部活動指導等の在り方検討委員会」を設置し、25年度、体罰ガイドラインをつくり、「体罰根絶に向けた総合的な対策について」まとめ、撤退的な根絶に向けて取り組んでいる

その大きな要因は公表をし、情報共有をするというものである。


★★文科省も平成25年3月に体罰の禁止とその指導徹底について通知を出している。
その説明の一部には、部活動の指導と称し、顧問の独善的な目的をもって、特定の生徒たちに対して、執拗かつ過度に肉体的・精神的負荷を与える指導は教育的指導とは言えないと示している。
そこにも、体罰を把握した場合は、校長は直ちに行った教員等を指導し、再発防止策を講じるとともに、
教育委員会へ報告することが必要である。