山下ふみこオフィシャルブログ
2016.07.16
市長選にIT社長・大沼明穂氏
7/13に出馬の意向を決めたという新聞記事を目にし、さらに16日の朝刊に正式出馬表明となった大沼明穂さん。
市内在住で、元・日本IBMの部長であり、現在はIT企業の社長である。この人が沼津市長に立候補するかもしれないということで、お話を伺ったこともありましたが、最終的には、同級生をはじめとした友人や企業経営者に押されて決心したという。
私の周囲の反応は「沼津市にもこういう人がいたんだ・・・」という驚きの声が圧倒的。
彼の経歴を見ると、IBMアメリカ本社ではストラテジストとして日本市場の戦略担当をしてきたという。
「ストラテジストって何?」どうもITを活用して、「経営戦略を実現するための人」ということらしい。
今の時代、経営はIT抜きには語れないから、会社にとって「ITをもった経営戦略家」とでもいうのでしょうか。
「なんだかよくわからないが、どうもすごそう」というのが私の周囲の感想。
まさにこれからの時代、企業はもちろん、地方自治体においても、人口減と高齢化社会を迎え、限られた税金をどう使っていくのか、これこそ、戦略をもって進めていかなければならない厳しい時代に入っている。
ただ、鉄道高架事業については、反対でも賛成でもなく、事業費を点検したうえで進めるかどうかを決めるという。
私たちとは距離を置いた立場であるが、先の参議院選挙でも1人区においては「野党共闘」の例があるわけで、この可能性を探っていけたらと考えている。
(新聞記事をクリック→拡大)
大沼さんの魅力は、やはりIT産業でずーっと関わってきた人のようですから、IT産業を沼津へ誘致し、ITを駆使した産業振興を起こすことができると期待する。
「高架事業については、財政面から点検、見直しをしたい」と記事には書かれているので、ぜひそうしていただきたい。
私も賛成反対以前の問題として、常に財政的問題を問い質してきている。この事業を進めるにしてもやめるにしても、財政的な見通しを市民に分かりやすく公表をしていただければ、自ずと結論が出てくるでしょう。
https://yamashita.fm/blog/category/39/ (財政的な問題について掲載している私のHP)