山下ふみこオフィシャルブログ
2016.07.25
高架化を実現したい市民は活動資金を募集!
高架化を実現する市民の会の総会で、活動資金を商工会会員と市民から集めるという。
早期の事業実現に向けて、県知事同様、主体的、積極的に活動を展開するための特別会費らしい。
(法人・団体は3万円以上 個人は3千円以上)
平成18年に認可された高架事業だが、現在の経済状況はどの自治体も財政難は承知の通りである。だからまずは早期完成を目指す方々に先行投資をしていただき、費用対効果が当初計画の2倍以上から下がったものの、まだ1.2倍ぐらいなので、十分投資効果はあるかも?
活動費というのではなく、事業費をファンド等で集めたらいかがでしょうか?
確かに高架事業のために沼津駅周辺総合整備基金を昭和63年から平成9年までは毎年20~30億円積み立ててきた。ピーク時は基金(貸付金+現金)は300億円近くにまでになったが、平成26年度末には、現金は4億円になってしまっている。あとは高架関連を含めての土地取得等(貸付金)ですでに使い果たしている。
因みに貸付金と現金をH9とH26で比較すると
H9 :貸付金119億円+現金143億円
H26 :貸付金127億円+現金 4億円
これから事業を進め、40年代早期の完成を目指すといっている。そうなると、今からでも12年~20年はかかる事業であり、現金はすでにない状況。貸付金の主なのはバブル期のころに取得した土地代。当時の土地代のまま買ってもらえれば、現金の足しになるかもしれないが・・・
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