山下ふみこオフィシャルブログ
2017.02.03
松くい虫対策 at香貫山
2/3(金)香貫山影奉仕は今年に入って2回目の松くい虫の駆除のために、枯れた松の伐採を農林農地課(2人)と一緒に行う。
枯れた松の伐採は遅くても3月までにやらなければ、その病原体であるマツノザイセンチュウが松から出てくる時期前にやらなくては被害が拡大する。
昨年は市職員が7本(香貫山分)伐採をしたというが、2回の伐採作業ではすでに20本以上いったのではないだろうか。
伐採した後は枝や幹を短く切ってごみ収集センターへもっていく。
松くい虫の駆除には個人や団体に補助金も出している自治体もある中、そこまでできない沼津市は市民協働でやるしかないだろう。役所はこのような作業協力を積極的に投げかけてはどうだろうか?
影奉仕の仲間が今回の駆除のことで農林農地課窓口に行ったところ、まちぴか応援隊として農林農地課に登録をして既に3年は経過しているはずなのに、香貫山影奉仕自体を知らない職員に情報共有を課内でしていないことに驚いていた。協力団体を知らなければ、市民協働を呼びかけることもできないはずだと苦笑していたが・・・
奈良市のHPに松くい虫の説明かわかりやすく書かれています。
http://www.pref.nara.jp/4083.htm
松くい虫とは?正式には「マツ材線虫病」
「松くい虫」という昆虫がマツを枯らしているわけではない。病原体となるマツノザイセンチュウという微小な生物をマツノマダラカミキリという昆虫が健全なマツに運び、マツを枯らしてしまう伝染病。
マツノザイセンチュウ(病原体)
長さ1ミリメートル足らずの小さな線虫がマツの材内に侵入して爆発的に増殖し、マツは水を吸い上げられなくなることなどにより枯れてしまいます。
マツノマダラカミキリ(媒介昆虫)
体長3センチメートルほどのカミキリムシの一種で、健全な松へマツノザイセンチュウを運びます。
被害木を適切に処理しないと、さらに松くい虫の被害が広がってしまう。また、そのまま放置すると、枝折れや倒木などの恐れがあり、大変危険で、香貫山も道路のわきの傾斜地にその多くが見られるので、やはり伐採し処理するしかない。以前は空中散布などで駆除していたと地元の方が言っていた.