山下ふみこオフィシャルブログ
2020.04.24
新型コロナウィルス対策の事業者支援
https://www.city.numazu.shizuoka.jp/kikikanri/topics/new_cov_mayor0423_1.htm
4/23市長の定例記者会見で事業者支援、医療支援等が発表された。(主なものを抜粋して掲載)
総額5億5千万円
1・事業者支援 3億2千万円(申請受付5/7~5/31)
◎ 4/25~5/6休業協力の事業者支援:飲食事業者・旅館・ホテルへの協力金
飲食業1店舗20万円 旅館・ホテル1施設50万円 1事業所あたり最大100万円まで
◎ 休業協力金の支給を受けない事業所への支給
・宿泊業・飲食業の令和2年3月売上が前年3月比の50%以上減少等
1事業所30万円
2・インターネット活用支援策(運用開始4/24・観光戦略課934-4747)
◎「テイクアウトdeスティホーム」事業者支援サイトの立ち上げ
事業者が自由にアップロードしてテイクアウトメニューの紹介を市HPの観光ポータルサイトで公開
◎ テイクアウト販売用スペースの無償貸し出し
市役所玄関前でテイクアウトの販売
3・バス・タクシー事業者への支援 600万円(申請受付5/7~5/31)
◎ 路線バス1台に2万円 タクシー1台に1万円
4・診療材料・医療機械等の購入 2000万円(感染防止の医療現場への対策強化)
◎ 全身防護服360着、長袖ガウン7500着、サージカルマスク36,000枚、N95マスク1,500枚等
エアーテント(外来診察として利用可能)、陰圧式空気清浄機(病室内の空気洗浄)
今回の沼津市における救済措置に至る過程において、多くの飲食店の方々から新型コロナウイルス対応に関する切実な声をきいてきました。その声をやはり要望として市長へ届けたいという。それは市民として当然であり、この難局を現場の切実な声を、何とか届けようと試みたようだが、議会も市長も担当課も、その要望書を受け入れるところがないという。個々の要望での対応は、この非常時に混乱を招くという理由だからということらしい。
この非常時だからこそ、市民の声をしっかり受け止めるのが行政に携わる者の責務ではないだろうか。幸いにも沼津市においてはコロナ感染者は1人であり、非常時とは言え、これからが長期戦にならざる得ない中で、既にこの対応では市民に失望と混乱を招きかねないと指摘される。住民はもちろん事業を営む方々の思いはメディアにも日々掲載されている。
市民からの苦情を受けて他市の要望書等の提出先について、その状況を調査したところ、県内10市の回答では、市長、副市長、担当部長、教育長が受けているという。
市民の切なる声を、たった一人の声であっても、真摯に耳を傾ける、受け止められる市政であってほしい。この難局だからこそ、一人一人に向き合っていく心の余裕を持ち続けたいと思う。