山下ふみこオフィシャルブログ
2020.08.29
鉄道高架化反対論の反対を検証
8/14沼津朝日新聞の投稿欄に元市議の伊藤正彦さんが、「大海祥さんの鉄道高架反対の寄稿」に対して、反対論を展開していた。その投稿に対して、中央大学名誉教授の佐々木信夫さんと市民の佐藤賢治さんが沼朝に投稿されていたので此処に掲載する。
高架事業の本体工事はまだ何も進んでいない中、このコロナ禍において全国的に「市民の暮らしや命」を原点に、事業や政策の見直し等の転換を否応なしに迫られている。その最中に伊藤さんの投稿の意図が何なのか推し量る術はないが、社会の流れは確実に大きな転換を迎えている。そして住民の意識も確実の変わってきていることを実感する。
先日24,25日の京都で開催された第12回全国政策研究集会においてZOOm参加した時に、
谷崎テトラさんの「コロナ後の社会を展望する」講演の中で、このコロナ危機をきっかけにして社会を転換して持続可能な社会をつくるチャンスだと言っていた。これこそが、SDGSの本質であり誰も取り残さない社会を創っていくための災禍とも。
今までの「富の分配」の社会から、目に見えないリスクをどう分配していくのか、「リスクの分配」を共有する社会への移行「Risk Society」だという。全ての人が奪い合う社会ではなく、すべての人が分け合う社会こそ、SDGSの本質であると。
コロナ禍の中、社会問題に対して私たちの内面は何を感じたのか、自分の心を客観的にみ、自分が本当に大切にしているものは何か、自分がどうすべきか考えたいと思う。
彼は人間が生きていくための必要な「身体の健康」「心の健康」「社会の健康」最後に「魂の健康」この4つを上げた。
↓元市議・伊藤正彦 ↓画像クリック↓拡大 ↓行政学者、中央大学名誉教授・佐々木信夫
「鉄道高架化反対論に反対する」 「国の借金はいくら膨らんでも返さなくてよい?」
佐藤賢治 伊藤さんの投稿の「検証」