山下ふみこオフィシャルブログ
2020.12.26
HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)のリスクと有効性の限界③
②で示してきたように、抗体の期間が9.4年で子宮頸がんの罹患率は20代から増加し、40代でピークを迎えると記載されている。小6~高1の女の子が摂取して、9年後は21歳~25歳には抗体期間が過ぎるとなると、がんのピーク時とはだいぶタイムラグが生じる。果たして副反応のリスクをおかしてまで摂取する意義があるのだろうか?
医療従事者のリーフレットには
「HPVワクチンは、がんそのものを予防する効果を示す報告はまだ少ないため、現段階では証明されたとは言えないが、子宮頸がんのほとんどは異形成を経由して発生することを踏まえると、最終的に子宮頸がんを予防できると期待される。」と書かれている。「期待される。」ってどういうこと?まだ、実証には至っていないんですね。
↓の図 ワクチンの効果は9.4年であり、それが生涯続くのではない。
水色〇 → 黄緑色○「感染したHPV」→その9割は2年以内に消滅 → 黄色〇「軽度1」に進んでも若い女性の場合、その9割が3年で消滅 → 赤〇「高度」残る1割が高度に進展しても、その後10年以内にがんに至る率は1.2% → 紫〇「子宮頚がん」
最長9.4年しか抗体の持続が証明されていないのに、その効果が生涯続くという仮定で子宮頸がん予防効果を推計。