山下ふみこオフィシャルブログ

2021.04.08

女性議員を増やす会「なないろの風」

島田市議選挙が5/16~始まる。立候補予定者の「小島しょうこ」さんとスタッフが、なないろの風の三島市議・野村さん、裾野市議・内藤さん、私と意見交換をした。小島さんは生活クラブ生活協同組合静岡元理事で、私が16年前に生活クラブ生活協同組合沼津支部長の時に会っている。

当時、私は東京、神奈川、千葉の市民ネットワークの活動に大きな衝撃を受けていた。女性が政治という場にチャレンジし、議員になった後も、みんなで支えあって生き生きと活動している姿に感動していた。

政治団体である市民ネットワークは、生活クラブ生協の組合活動から始まった。
ごみ問題や食品、洗剤やせっけん問題、暮らしの基本的なことが大量生産・大量消費・大量廃棄の社会経済システムは、私たちに 便利で快適な暮らしを提供したが、その一方で、自然環境に多大な負荷を与え、 そのため社会経済システムと自然環境のバランスが崩れ、このままでは暮らし自体が脅かされるそんな危機感を持っている人たちの多くが集まっていた。
そんな生活クラブ員の仲間たちが「政治は生活だ!」と動き出し、生協の枠を超え、市民の手で暮らしや環境の課題を解決する市民政治団体として活動をしていた。

当時の私はそういう人たちとの出会いがあって、沼津や静岡でもそういう仲間たちが手を組んで、政治という場に声を上げていく体制も必要ではないかと当時の役員に相談したことがあった。その時の答えは今でもはっきり覚えているが、「沼津の組合員はまだそのレベルではない。」「じゃあ、そのレベルってどういうレベルなのか?」と尋ねたが、今はその時期ではない、もっと学ばなければ…そんなやり取りを繰返した。

残念ながら、静岡県特に沼津においては生活クラブ員は減少の一途をたどっているが、組合員の意識はどこの組合員たちにも引けを取らないと思っている。

今日、小島さんを始め生活クラブ員でもあるスタッフの方々の島田市議選に挑戦する熱い思いと結束力を目の当たりにして、当時の自分を思い起こしていた。
小島しょうこさんは、私たちが生きている今は、前世代からもらった未来。今の私たちの生き方が次の世代への未来となる。その未来に向けて、彼女は信頼できる仲間たちと市議選にチャレンジしようとしている。彼女たちに気負いはなく、とても楽しそう。
その屈託のない笑いに私たちなないろの風も本音の話が次から次へと飛び交う。
彼女をきっかけに県内に生活クラブ員の「政治は生活だ!」という思いが繋がっていけばいいと思う。

右も左もわからなかった自分が政治を目指し早14年。走りながら試行錯誤しながら必死にやってきた「政治は生活だ!」その思いだけ。
政治に挑戦するレベルなんてない、社会を変えたい、未来に希望を繋げていく、そのゆるぎない信念とたゆまぬ努力だと思う。

小島しょうこさんと仲間たちに心からエールをおくる。