山下ふみこオフィシャルブログ
2021.05.09
坂部隆芳展IN沼信ストリートギャラリー
今日、牛山精肉店へ行くと画家の坂部さんと会う。その彼が「たった今、沼信ストリートギャリーに展示してきたから見て」という。とってもいい感じに展示されたからって。
作者坂部隆芳さんは、1953年に沼津市に生まれ、20歳代半ばでフランスに渡り、パリ国立美術学校を卒業。その後もパリで制作。現在はトルコ・イスタンブールに拠点を置く。
彼の作品群は、パリ近代美術館をはじめ国内外の多くのコレクターから絶賛されている。しかし、このコロナ禍で1年ほど沼津に留まって制作を続けている。(もうじき帰国するかもしれない・・・)
その彼の作品が牛山精肉店の壁に掛けられ、毎月その作品が変わっているのをご存じだろうか?
彼の描く静寂の気配がたちこめた、孤高の描写は時空を超えた小宇宙な世界とでもいうのだろうか。
その彼の作品が、牛山精肉店の壁に掲げられているのだが、違和感を感じさせないのはなぜだろうか。牛山に行くとその彼にもたまに会えることがある。理解しがたい作品と違って、端正な顔立ちで優しい人柄の彼が実態となって現れる。
↓ 箒(ほうき)on the wall 牛山精肉店
明日からなのだろうか。沼津信用金庫ストリートギャラリーに夕方行ってみる。
坂部隆芳展が静寂、別世界が急に立ち現れたような気配さえする。