山下ふみこオフィシャルブログ

2022.05.08

キッズゲルニカ・プロジェクトin 富士宮

5/7 富士宮の渡邊さんから、子どもたちがゲルニカの絵を描くので見に来ないかと連絡があり、その制作場面に立ち合わせてもらうと同時に、パリから5点のうち1点を持ち帰ったウクライナの子どもたちのゲルニカの作品を見せていただく。チェルノブイリの原発事故と福島の原発事故が描かれているキエフ市のゼムリヤキ(被災者を支援する市民団体)の子どもたちの「平和の絆」

キッズ・ゲルニカとは、無差別爆撃を描いたピカソの作品「ゲルニカ」と同じ大きさのキャンバス(縦3.5m×横7.8m) に子どもたちが平和の絵を描くという国際的なアートプロジェクトです。

『ゲルニカ』(Guernica) 製作年:1937年 サイズ:349.3776.6cm
スペインの画家パブロ・ピカソスペイン内戦中の1937年に描いた絵画
内戦状態にあったスペインで、反政府側のフランコ軍を支援するナチス・ドイツ軍が19374月、スペイン北部バスク地方の町ゲルニカを無差別爆撃する。この市民を巻き込んだ殺戮を知り、描かれた作品

1995年から始まった「キッズゲルニカ・プロジェクト」今では世界50ヵ国250点余の作品が仕上がっているという。
パリ在住の渡邊さんは2017年にファッションデザイナーの高田賢三さんとウクライナ各地で子どもたちが東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、平和への思いを描いた絵画5点が世界各地を廻っているという。
Q
キッズゲルニカは地球全体をキャンバスにして平和の精神を表現し、人々をつなげていくアート。
Q
ここ富士宮市でも、平和の思いを絵を通して子どもたちに引き継いでいってずっと繋げていかなければという思いの関係者が一丸となっている姿は素直にうらやましいと思った。
沼津の子どもたちにも、今回のウクライナのことを契機に平和を自分の事として考える機会を作れたらと思う。
Q

絵は言葉が違っていてもすごく率直に訴えてくる。それを互いに理解し合い、共感できることはとても素晴らしいこと。環境や文化の背景が違っていても、愛は不変であり、子供と大人も同じです。それを子どもたちに引き継いでいってずっと繋がっていってほしい。

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