山下ふみこオフィシャルブログ

2022.09.07

地方議会でのハラスメントby 三浦まりさん

8/20の全国政策研究集会における基調講演の1つは上智大学法学部教授三浦まりさんの「議会改革とジェンダー平等・民主主義」。
今朝の沼朝に、静岡まで取材にきていた記者さんがいたが、とても分かりやすい記事だったのか、市民から記事の感想が届き「あの事件もハラスメントというのでしょうね・・・」という声もいくつかいただきました。
まりさんも言っていましたが、問題はハラスメントをしている側がその認識がないこと。これは受けた当事者にならなければ分からないことなんでしょうか。寄り添わなくてもいいから想像してみて下さい。あなたが同じような仕打ちをされたらどう思うか・・・(これは母が私にいつも言っていたっけ)

これまで日本は男性中心の政治や文化が創られてきて、今、多くは少数派と言われる女性議員たちが正々堂々と「あるべき議会の姿」を求めて声を上げ始めています。

ただ、日本においてその声はまだまだ理想とは程遠い状況で、世界経済フォーラム公表のジェンダーギャップ指数は、2021年度は世界156か国中120位、政治分野においては147位でワースト10入りです。

女性議員が1人もいない議会は全国で2割にも上ります。

志を持った女性が議会に入っても、いじめやハラスメントに,辞めざるえないケースもあるようです。1昨年の大友さんの懲罰における出席停止が最高裁で勝訴したことはとても大きく、その後、議会内で受けた理不尽な懲罰や議員辞職勧告などの不当な仕打ちを裁判に訴える仲間が増えています。

内閣府でもハラスメントの実態調査を進めています。

三浦まり

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