山下ふみこオフィシャルブログ

2023.03.05

高架事業の看板をおろしさえすれば……

今日の沼津朝日新聞に「兵庫県明石市の思い切った少子化対策実施の成功例と、沼津市の30年余り継続し、停滞している鉄道高架化事業の深刻な問題」に関する記事が掲載されました。

筆者は「少子化対策財源を恒久化するには高架化事業の看板をおろすしかない。看板を下げれば全てが変わるだろう」とまとめています。

 まったくそのとおりだと思います

新年度予算を見ると、沼津市の厳しい台所事情が見えています。
今までの倍以上の事業費に倍以上の借金で賄っています。
その負担は今の子どもたちにもかかわります。
この事業の効果は予定通りに20年後に完成すれば1.1の効果が得られるが、期間が延長や資材高騰になれば、その効果は1.0いかになるのは言うまでもない。
公共事業として市民の利便性を図るのなら、鉄道ではなく、南北の通路をつくればいいだけ。
工期は5年と言われています。
何故30年以上前の高架化に固執するのだろう。民間ならとっくに見直しがされているだろう。
そうでなければ、企業の死活問題に繋がるから。

明石市の少子化対策の具体的な施策内容と、少子化対策がもたらした人口増、出生率上昇、地価上昇、税収大幅増などについても書かれています。

沼津市は今こそ思い切った市政転換の時なのです。

でも最終的には市民の選択だから仕方がないとでもいうのでしょうか?
市民生活の安全安心の施策を決めるのは市長です。そしてチェックするのは議会です。新年度予算を見れば、沼津市の土木事業をやるには何が何でも借金してやったるでぇ~とその優先順位が歴然としています。
私たち議会はしっかり議論をする責務があります。まさか、意見を言う議員があの人とこの人しかいないというのはないとは思いますが。

「議員の通信簿付けたらええのに…」と、言われています。

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