山下ふみこオフィシャルブログ
2023.03.17
傍聴に行っても無駄足に? 議会改革は急務
昨日、ある市民の方から「静岡新聞のコラム読んだ?」と電話をいただきました。
もちろん私はすぐにピンと来ました。
3月15日のこの記事のことです。
その方は次のようにおっしゃったのです。
「記事には、他の市町議会では一般質問をする議員は、どういう質問をするか、いつ議会で質問するかが前もって公表されると書いてあったけど、沼津市の議会はやってないんだね。これじゃあ、山下さんの一般質問を傍聴したいと思っても、いつ行けばいいかわからないよね? 他の市町議会のようなシステムにしてくれれば、もう少し沼津の市議会を傍聴しようという人も増えると思うけどな。」
まったくご指摘のとおりです。
本当に恥ずかしく、心から申し訳なく思いました。
有難いことに、その方はこれまで何度か私の一般質問を傍聴にいらして下さったそうですが、無駄足になったことも少なくないとのことです。
お忙しい仕事の合間を縫って傍聴に来てくださる方もいらっしゃいます。
私は常に「市民のための市議会に」と訴え、これまでに一般質問に関する改善も求めてまいりました。
何も難しいことはないと思います。通常、1つの案件について質疑と答弁で計1時間という枠が決まっているのですから、例えば、1番目に質問する議員(登壇者)は10時から、2番目の人は11時からと決めておけば、傍聴を予定している市民は都合をつけやすいでしょう。
沼津市議会でも「議会改革」というテーマで議論はされていますが、なかなか具体的な形にならないんです。
議論が目的ではないはずです。議論の先にある目標を明確にし、それに向かって行動しなければなりません!
静岡新聞の記者も記事の中で「市民の目が少ないからか、肝心の議論もやや淡泊に感じる」と指摘しています。
まさか監視の目がないと真剣に一般質問しない議員がいるとは思いたくありませんが、そういう見方もあるんですね。
来月の選挙を控え、いつもより多くの市民から厳しいご意見が寄せられています。沼津市民のための、開かれた議会の実現を目指さねばと改めて決意した次第です。