山下ふみこオフィシャルブログ
安保法制
2015.07.26
子育てママたちの反戦デモ
7/26(日)9:30~清水町・柿田川公園で子育てママたち4人のグループ「Tea+α」が企画した“みんなのHAPPYアクション”反戦デモに参加。
その呼びかけには
あなたの すきなことは なんですか?
あなたの すきなひとは だれですか?
大切なものを 守るために 集合しよう
今必要なものは みんなの想像力と行動力
こんなステキな呼びかけに集まった半数は子育て中のママたち、そして中高年の方々。暑い中、歌が流れ、みんなのスピーチが始まる。そしてサントムーンを囲む形で一周しながらのデモ行進。
マイクを持ったママたちの切ないまでに真剣なコール
「集団的自衛権は要らない」
「子どもを戦争行かせない。恋人を戦争行かせない。孫を戦争行かせない・・・」
彼女たちに合わせて、マラカスや太鼓でリズムをとり、警察の警備の下に、軽やかに、そして深く心に訴えかける反戦デモでした。
今朝の東京新聞に、元内閣官房副長官補・柳沢協二氏の記事が掲載されていた。
安倍首相がテレビに向けて、安保法案での集団的自衛権行使を火事で例えたことが載っていた。例え話とはいえ、戦争を火事に例えるとは本当に国民をバカにしたものである。
今朝の東京新聞に、元内閣官房副長官補・柳沢協二氏の記事が掲載されていた。
安倍首相がテレビに向けて、安保法案での集団的自衛権行使を火事で例えたことが載っていた。
例え話とはいえ、戦争を火事に例えるとは本当に国民をバカにしたものである。
柳沢氏は「支持率が下がったということは、国民が信頼していないこと。それでもやるというのは、もはや民主主義ではなく、独裁だ」と。
今回の女性たち、とくに若い子育てママたちの反戦デモが全国に広がっている。子どもや夫を守りたい、当事者だからこそ真剣で、その危機感は母性本能であり、戦争の怖さが家族の身に迫っている事を感じている。
子どもを守ろうとする母の感は鋭く、安倍政権が、何を言おうが、戦争は人殺しであることを見抜いている。
よくも、まあこんな例え話を出してテレビで説明をしたものである。
柳沢氏は、「家事と武力行使は全く違う。武力行使は反撃を受ける。法案の本質は戦闘であり戦争だ。
集団的自衛権行使は、自分から出かけて戦う話だ。」
例え正当防衛であったとしても、こうやって武力行使を行うことが、憎しみの連鎖を招いていく。
世界には生まれてきてから平和を知らない、戦争をしている状況しか知らずに生きている子どもがいる。
安倍政権を支持した選挙民の責任は重い。目の前の既得権益のために、経済、経済、経済優先を掲げて衆議院選挙に圧勝した。そして、その経済優先施策が、戦争なのかと疑いたくなる。
しかしこの暴走を止めるのは、私たち国民の一人一人が行動すること。そして声を上げること。今度ばかりは自分や大事な家族が犠牲になることなんだから。当事者だもの。
最後に、この反戦デモに参加したママたちは、教科書問題についても勉強を始めている。
先日7/22に沼津市の教育委員会定例会で「中学校教科用図書、市立高・中等学校教科用図書採択について」傍聴をしていたところ、そのママたちにそこで出会った。
教育の根幹である教科書の選択は、実は非常に大きな問題だという認識の下に傍聴をしている様子。
本当にこんな短時間で教育委員会は、協議会の意見通りに教科書採択を同意していたとは知らなかった・・・
本当に母親の視点は鋭く、その真剣さに私も学ぶべきだと反省をした。
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