山下ふみこオフィシャルブログ
駒形克己
2024.10.28
駒形克己遺作展 by 市立図書館
3/29 同級生の駒形 克己さん(こまがた・かつみ=造本作家、デザイナー)誤嚥(ごえん)性肺炎のため東京都世田谷区の自宅で死去と報道で知りました。
世界的なデザイナーとして有名だった駒形君は、私たち大岡小、大岡中の同級生でした。高校は県立沼津工業高校です。中学校では生徒会長、バレー部のキャプテンも務めていて、どちらかと言うとスポーツ系の屈託のない優しい彼は、「駒ちゃん、駒ちゃん」と親しまれ、何か事が起きるたびに「駒ちゃーん」と呼ばれ仲裁に入り、彼だけが叱られ役だったような気がします。その人懐っこい笑顔は今も鮮明に蘇ってきます。中学の時には、おっとりしたコミュニケーションが取りにくいH君といつも一緒でした。
その駒ちゃんがニューヨークに行き、向こうで苦労した話など、成功してから聞きました。どんなに世界的に有名になっても彼は昔のままでした。
その彼の訃報を聞き、今、同級生たちが、彼の遺作展の開催に奔走しています。駒ちゃんの娘さんが彼の意思を継いで、「ONE STROKE」という会社が協力をして下さいます。
彼の原点でもある大岡中学校に行って、学校の協力も得ることができました。どうぞ、この世界的に有名な絵本作家だった彼の遺作展に足を運んでください。
正義感のある普通の男の子がニューヨークに行って孤軍奮闘し、それから長女が誕生し、彼の作品に大きな影響を与えたこと。そして、今彼の残した作品を後輩の皆さんに見ていただきたいと同級生が奔走していること。
何か繋がっているご縁を感じています。このチラシを気持ちよく引き受けて下さった多くの皆さんの協力に感謝します。
amashita-fm.jp/blog/2021/08/7028/
世界的に活躍している造本作家/デザイナーの駒形克己さんは沼津市大岡に生まれたやんちゃな同級生だった。彼の初期から現在に至るまでのデザイン展が3/6~8/31まで開催されている。ニューヨークでデザイナーとして活躍し、1983年に帰国。
1989年長女が誕生した以降、多数の絵本を出版。1990年後半以降は、ワークショップ活動や、視覚障がい、聴覚障がいのある人に向けた絵本づくりなど、少数の人達に向き合う取り組みにも力を注いでいる。ニューヨーク近代美術館のミュージアムショップでの発売を機に世界的な活躍をしている。
2012年急性白血病を発病し、骨髄移植を受け復帰。
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