山下ふみこオフィシャルブログ

水産

2023.10.23

沼津ビーチクリーン連合の展示 at 市役所

↑「沼津からALOHAを届けよう」    ↑「沼津を世界一きれいにする会」      ↑「チームEZO」

海は誰のものでもない。

しかし、海の恩恵を受けていない人はいない。いま一度立ち止まって考えてほしい。

きっとひとりひとりがそれぞれの立場からできることがあるはず。

私たちビーチクリーン連合は無関心にならず、海洋汚染問題に引き続き取組み、ポジティブな未来を想像しながら、楽しく活動している。

市民、行政が一丸となり、この問題解決が進む事を心から願っています。

今回は環境政策課の協力があって、ビーチクリーンの3団体が一緒になってこの展示会が今日から始まった。

次の世代の子ども達に美しい海をつないでいくために、ビーチクリーン活動を始めたけれど、現場の海岸はもっと危機感に迫られていた。

海洋汚染は私たちの日々の暮らしを脅かしていることに現場で活動している仲間たちは、どうしようもない焦燥感にかられていた。今回、みんなの思う想いが、やっと行政の協力を得て実現した最高の展示です。

厄介な海岸漂着物がアートに変身。ビーチクリーンのセンスって羨ましいなぁ~

こんなステキな仲間と一緒にビーチクリーン一緒にいかがですか?

今日から2週間、ぜひ沼津の海の現状を知って欲しい。

↓「沼津!このまんまでいいのかい?」漁港の改定ゴミの現状

昔は貝殻やサンゴが海底にあったのが、今の海底ってやばっ!

2021.05.22

「サクラエビ異変」の取組

5/18静岡新聞1面に

5/21今日は雨風の中、富士宮市議団の呼び掛けで超党派議員の「富士川汚泥」の勉強会に参加。

既に新聞紙上で取り上げられている「桜エビ異変」の取組の背景には、8年間にわたり採石業者の汚泥の不法投棄が凝集剤入りポリマー汚泥の成分と一致し、富士川はもちろん駿河湾の生態系への影響、そして人的被害にもつながりかねない大きな問題を含んでいる。

そこには静岡新聞取材班の坂本記者や地元の方の地道な調査があったことを知る。
メディアに失望を感じている昨今、こういう記者さんがいることに希望を見出し、政治にかかわる私たちの力も試されている。
富士宮、富士を始めとした議員団、そして駿河湾沿岸の議員たちが結束していかなければならない令和の大きな公害問題である。

 静岡の松谷清市議のブログから
<富士宮市議会からの呼びかけた「静岡新聞「サクラエビ異変」取材班チームの坂本昌彦記者の講演会に富士市議会、静岡市議会など30人の議員の参加!>

いま、「サクラエビ取材班」は日本記者クラブでゲスト出演を始め様々な受賞を受けるなどジャーナリズムの世界に大きな衝撃を与えています。それは、坂本記者が語った「「サクラエビ異変」は不漁の原因究明はもとより、人とその目の前にある自然との関係性について考えていく取り組み」とするその取材姿勢の中にあります。
この取材班の皆さんの労苦が静岡新聞のみならずマスコミ界全体の改革に繋がることに大期待!です。

講演会の最後に呼びかけた富士宮市議会の深沢竜介議員は、
日軽金・雨畑ダム問題を2つにまとめる。
1、プラスチック汚染として環境省に「令和の公害」問題として調査をさせること、
2、水利権返還問題を山梨県の問題だけにせず国土交通省に静岡県に対しても意見聴取をさせる

広域・超党派に自治体議員によるボトムアップ型ネットワークが何を実現できるのか、これからに大期待!です

三島の野村涼子市議のブログから

富士宮市議の有志により、富士川上流部で起きている不法投棄による環境破壊を取材、調査されている静岡新聞記者の講演会が開催されました。
「桜エビが取れない」ことから始まった富士川の環境異変は、山梨県内の富士川上流部にAAP(アクリルアミドポリマー)の不法投棄により、富士川下流に、川虫も魚もいなくなってしまったという、大変な環境破壊が起きていることが報告されました。

桜エビだけでなく、鮎が遡上してくる時期ですが、全く見られないそうです。
護岸は、ポリマーが沈澱して、堆積しているそうです。
また、問題の不法投棄された付近の田んぼに水を引き込む堰にも、ポリマーが付着し、そこでできた米を食べてる人達には、健康被害も起きてるようです。

不法投棄されていた場所の山になっていた土砂は、問題になってから撤去されましたが、それは、全体の1割。9割は富士川に流れてしまったとの事です。全体では、500万㎥(立米)の可能性も。

環境破壊の因果関係を立証するのは、たいへんですが、放って置けない問題です。

2020.11.01

我入道漁協と東京の外食店との提携

JF我入道と東証2部上場の(株)三光マーケティングフーズが業務提携して沼津港エリアで「まるが水産」を11/3に開店する。
(株)三光は魚市場の競り権をもつJF我入道の一員となり、魚市場の競りに参加できる。これにより、市場価格の適正化に向け安定的な価格を維持することができれば、漁師さんたちに安定的な報酬が確保できる体制につなげることにもなる。
漁協組合として、組合員の利益の分配ではなく、生産能率を上げ持続可能な漁業を支え維持していくことが、今回の民間事業者との提携である。
沼津港に鮮魚店を構えた飲食店は魚市場といえどもまだなく、その1号店が「まるが水産」です。
今回、沼津の魚市場に新たな展開をもたらすことになるだろうと多くの期待を背負っている。
今後は沼津港で競り落とされた魚は、沼津港の魚として三光さんの販路に広がっていくし、新たな市場開拓にもつながっていくのではないだろうか。海外との取引も夢ではなくなるだろう。

今回、漁協と民間事業者が提携し、JF我入道の組合員になることで魚市場の競りに参加し、その魚を自社の店舗で直接提供できるというのは、日本でも初の取り組みではないだろうかと言われている。
しかし、その前提として漁業組合としての設立目的がある
「組合は、その行う事業によってその組合員や会員のために直接の奉仕をすることを目的とする」とある。また、「組合員が協同して経済活動を行い、漁業の生産能率を上げ、もって組合員の経済的、社会的地位を高めることを目的」と漁業協同組合の本質を規定している。
組合は組合員や会員のために直接奉仕することを目的とし、組合自身の利益を事業の最終目的としてはならないとしている。(水協法)

画像クリック↓拡大  沼朝・静新

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