山下ふみこオフィシャルブログ
2023.05.12
駅前の公共トイレ


2023.05.06
連休中の預かり保育は?
友人からちょっと聞いてほしいことがあると連絡をもらった。彼女は電話口で怒っているが、電話では埒が明かないから「今から行く」と言って携帯を切った。
真相は、3人の子どもを抱えるシングルマザーが、この連休中も仕事があるため会社を休めず、1歳未満と未就学児をファミリーサポートの登録をしている友人が一旦は断ったが、結局この連休中預かる羽目になった。
3人の子どもを朝~夕方まで預かると700円/時間(平日料金600円)×8時間+300円(食事)の3人分だと17,700円/1日になる。それを連休中の2日間預けるとなると35,400円にもなるので、結局、低学年の小学生は家で留守番をさせ、2人の子どもだけを頼まれたという。2人分の2日間の料金は23,600円にもなる。
この連休中に働かなくてはならない人がいるが、連休中は保育園も放課後児童クラブも休み。会社はシングルマザーだからという事で特別待遇にはならない。
その日の給与以上に預かり料がかかっても仕事を休めない状況に、「連休中に働かなければならないシングルマザーがいるにも関わらず、どうやって2万円以上の預かり保育料なんて払えるの?その人に請求できる?」と友人はまくしたてる。
これまでもこういう問題を抱えてきた人たちがいたにも関わらず、その状況について私は知らなかった。
その友人はさらに「下の子はまだ離乳食だよ。泣いて大変だった・・・誰だって親なら子供と一緒に休みの日ぐらい居てあげたいさ。でも働かなければならない親もいる。病気の時ぐらい一緒にいてあげるのが親だろうっていう人もいる。そう、その時ぐらい一緒にいてあげたいさ。でも働かなければならない親もいる。何の為に働くの?安心して働ける社会にしてよ!」と深いため息をつきながら話す。
私の友人の中にもシングルマザーで発達障害を抱えた子どもがいる。障害の特性を知った人でなければその子を預けることもできない。無理に預けると、その反動で手に負えなくなることがある。だから結局預けたくても預けられず、彼女の場合は幸いにも親の処に預かってもらう事ができる。
他の自治体がどうなっているのか、まずは調べてみようと思う。


2023.05.05
香貫山頂上の通行禁止とは
香貫山の香陵台公園から展望台までは歩く人のための山道です。
昨年、「車いすの息子を頂上まで連れて行ってあげたいけど、このアーチスタンド(赤&白)では車いすは通れない。この景色を頂上まで行けたらどんなに美しいか、息子に見せてあげたいのに・・・」という3人の家族連れに出会いました。あの時の親子の寂しそうな後ろ姿は忘れられません。
アーチスタンド(赤白)の幅を狭くしたのは、以前、バイクや自転車の危険な走行に周囲から苦情が寄せられ、完全に乗り入れできなくするためにアーチスタンドの幅を狭くしたものでした。
しかし、迂闊にもその幅を狭くしたことで、車いすやベビーカーまで排除させてしまっていたのです。
何とかこの状況を解決するために、農林農地課の香貫山担当者と話し合いましたが、なかなか解決策が出せずにいました。アーチスタンド(赤白)の幅を広げる事によって、自転車やバイクまでが通ってしまう可能性があるからです。
しかし、時間はかかりましたが熟慮した結果の判断です。
こういったケースは他の自治体においてもあるようで、その前例も参考にしました。
そこで今回、香貫山影奉仕で看板を作ることにしました。
山の新緑が美しい季節になりました。鳥のさえずりも一段と賑やかです。



