山下ふみこオフィシャルブログ

2013.07.18

子宮頸がんワクチン接種・勧奨の一時中止

6月議会の報告:大分遅れましたが、以下に掲載します。

★★子宮頸がんワクチン 打ちますか?★★

国は接種の勧奨は一時中止!

6月14日、厚生労働省は、今年4月から定期接種となったばかりの子宮頸がんワクチンによる
副反応の報告が多い為、「接種の積極的勧奨を一時中止」と異例の決定をした。

子宮頸がんワクチンでは予防ができない!

子宮頸がんに関連があるとされる高リスクヒトパピローマウイルス(HPV)は15種類。
このうちワクチンで防げるとされているのはたった2種類。しかもワクチンの有効期間は最大で9年。
このHPVの感染は、空気感染でなく性交渉によるもの。しかも99%が感染しない型。中学1 年生で
ワクチンを打っても20歳まで効果は持続しない。


副反応は異常に高く、インフルエンザより52倍のリスク!

副反応報告は1,968件、そのうち、重篤な症例報告は357件。【サーバリックス】10万人当たり
61.6人。うち、重篤な副反応は10万人当たリ28.7人【ガーダシル】10万人当たり35.5人 うち、
重篤な副反応は10万人当たり11.0人。重篤な副反応は、インフルエンザワクチンに比べると、
それぞれ52倍、26倍と高リスク。

本当に必要なのか!

子宮頸がんは検診により早期発見早期治療がほぼ100%可能。ワクチン接種よりも検診体制の工夫
と充実を図るべき。

★★6月議会の一般質問(抜粋)★★

Q:ワクチンの予防効果について

A:効果は最長9年程度。ヒトパピローマウィルス(HPV15種類)のうち、ワクチンが有効
なのは2種類。ワクチン接種と合わせて定期的な検診が必要。

Q:国からの接種の勧奨一時中止を受けての対応について

A:ワクチンとの因果関係を否定できない副反応がみられるので、適切な情報提供ができる
までは積極的な勧奨をしない。慎重に対応する。

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 厚生労働委員会での厚労省健康局長答弁

HPV16 型、18 型の感染率は0.7%、感染しても90%は自然排出され残らない。
持続感染は0.7×0.1=0.07%。また、持続感染者から軽度異形成(前がん病変)の90%が自然
治癒する為、16 型・18 型の中等度・高度異形成になる確率は0.007%。
つまり、一般女性の99.993%は、中等度・高度異形成にはならない。仮に、0.007%の人が、
中等度・高度異形成になったとしても、定期的な〈細胞診+HPV -DNA検査〉の併用検診で
発見すれば、発見率はほぼ100%。
(根拠:日本産婦人科医師会鈴木光明氏資料)
適切な治療によりほぼ100%治癒する。
 

★★ 私の見解 ★★

全国的な副反応の実態調査と検証が行われるまでの間、接種はすべて一旦中止すべきである。
市民の副作用被害救済に対しては万全で臨むようお願いをする。


 7/19 健康づくり課に問い合わせ: 勧奨の中止の通知が出されてから、6月の接種者は延べ
90人に及ぶという。

そして副反応の窓口相談は3件あったようだが、どれも回復に至っているという。自分の子ども
だけは大丈夫という保証はなく、副反応で苦しんでいる当事者たちは、次の犠牲者を出さないため
にも、厚労省との話合いや医療現場でのデーター等で、今回の通知に至っているわけだが。

それでも打つんですか!

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