山下ふみこオフィシャルブログ
2015.03.07
一般質問&答弁のありかた
3月2日から始まった本会議場で代表質問、そして一般質問。私の順番は3日の一般質問であった。事前通告があり、担当課との打ち合わせがあるので、どんな質問をするのか、当局側も答弁を用意する。
議会によっては事前通告はなく、ガチンコ勝負と言うところもあると聞く。その方が緊張感が増し、お互いが勉強をするからという。
今回、沼津市議会において、初めて1問1答の方式を採用する。
各会派一人しかそのスタイルは認められない。今回、私が1問1答を行うことになった。制限時間は今までと同じ質問時間が20分以内。しかし、各議員の質問と答弁時間が分からないために、自分の傍聴に来ていただくにも、お知らせをした開始時間にタイムラグが生じることがあるため気軽に傍聴においで下さいとは言えない現実がある。
議会によっては、各議員の質問開始時間を公表し、多くの市民が議会を傍聴しやすい環境をつくっているときく。
今回、私のテーマは「鉄道高架事業の見直しについて」
趣旨は「高架事業は長期化をせざる得ない」というこの事業の持つ特殊性と財政的な問題(安定的な事業費の確保が難しい)
焦点はこの1点に絞って答弁を求めたわけだが、当局からは事業が長期化するorその可能性があるという答弁はもらえなかった。
しかし、長期化しないという根拠についても、その根拠を示すこともなかった。私が再度その質問に答弁を求めたが、議員のヤジの中には「やってみなければわかるわけがないだろう・・・」と言う人も。1000億円近い事業にやってみなければわからないと本当に思っている議員がいるとしたら、余りにも無責任としかいいようがない。
この事業の長期化による影響が事業自体の困難性に及ぶとして、広島県と広島市が高架事業の休止を余儀なくされている。
この一般質問の状況が今朝の沼津朝日新聞に掲載をされたので紹介したいと思う。