山下ふみこオフィシャルブログ

2015.03.28

女性議員を育てるには

 25日毎日新聞朝刊1面トップが、「全国自治体、女性議員3割以3%」というタイトルです。「女性を増やすには、まず政党が女性議員を育てる仕組みを構築すべき」と結論付けている。

 沼津市議会においても現在定数28人のうち3人。しかし、この4月の市議選挙において新人女性の出馬はなければ、10%を切ってしまう状況。

その中で神奈川県の大磯町や葉山町、大阪の島本町は女性議員比率が50%以上という驚異的な議会である。国は「202030」として2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にするという目標がある。

最近、女性地方議員全員を対象にアンケート調査があった。その半数以上が議会活動の中で女性蔑視や差別的な扱いを受けたと回答をしている。このように女性差別が議会の中で横行している状況がある。
例えば私の場合、挨拶をしても挨拶を返さない男性議員が複数いて、いつも不快な想いをしていたことがある。私が女性だから無視ができるのだろう。これが男性議員同士なら決して無視などしないと思うから。基本的にそれが女性蔑視だという認識さえない人たちが議員の中にいるということ。

その報告書にもセクハラや女性差別が横行し、議会は異常な状況と断じている。
かたや女性議員が必要であるという社会的な背景がある一方、女性が社会進出していくには環境改善や仕組みづくりはもちろんだが、男性たちの基本的な認識さえ出来ていない状況に愕然とする。

★★フランスの、鮮やかな女性議員増制度をご存知ですか。
 
■男女ペア候補がつくるフランスの男女平等議会
http://frihet.exblog.jp/23764413/

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