山下ふみこオフィシャルブログ

2015.05.16

市政報告会NO1 女性議員の必要性

遅い報告になってしまったが、5/10(日)市政報告会を行った。その様子をアップしようと思う。
(ここにきて、選挙の疲れがどっと出ているのだと思う。昨日は病院で血液検査をしたが、異状なしでホッとしている。)

明海大学名誉教授・後援会長の長谷川徳之輔先生と元教員・山室義子さんの挨拶、市議になる前からの友人で応援団のビデオレターから報告会は始まった。

★★ 女性が参政権を獲得して70年 ★★

どう変わった「女性ゼロ議会」「紅一点議会」

朝日新聞によると、「女性ゼロ議会」157市町村のうち41市町村で女性が立候補した。計47人。うち39人が当選した(6人は無投票)。

1月1日時点で、全国の地方議会1788のうち、女性が1人もいない議会が379

20155

女性議員

割合

沼津市

2人 /28

7%

浜松市

9人 /46

20%

富士市

5人 /32

16%

富士宮市

2人 /22

9%

熱海市

1人 /15

7%

三島市

4人 /22

18%

湖西市

4人 /18

22%

下田市

0人 /13

0%

今回の統一地方選の県内状況をみると、上記の結果である。沼津市の女性議員の割合は少ないことが分かる。
★★女性議員が少ない弊害とは?★★
女性の議員には、高齢者施策、子育て、DV防止などのテーマに熱心に取り組む人が多い。地方の暮らしにかけがえのない政策だ。しかし、その実績や実力を知って票を入れる有権者は限られている。今の選挙制度では、政策を広く知ってもらうのは、とっても難しい。

★★現状はどうか★★
国会も地方も、女性議員はほぼ
1割前後しかいない。女性議員が1人もいない「女性ゼロ議会」2割以上もある。

地方議会への女性の参画に詳しい京都女子大の竹安栄子(ひでこ)教授(社会学)
女性の立候補を阻む「壁」として、
①社会と女性自身の中にある性別による役割分業意識
②家族・親族の反対
③男性優位の地域社会―を挙げる。

「女は家、男は仕事」といった意識を克服して出馬を決めても、「嫁入り婚が多い日本では、『夫より前に出るのか』と親族に反対されることが多い」。
自治会長の95・3%を男性が占めるなど、地域社会の中心は男性だ。14年度、内閣府調べ)

★★女性議員が増えることによって何が変わるのか

女性議員が過半数を占める議会では、政治の透明性が高まったと評価。私の経験からも、是々非々で物事を判断するのは女性の方が強いと思うし、物事にわかったふりをしないので追及心が旺盛である。

 

「女性は政治に無関心」は本当か?

 日本の女性議員の少なさは世界でも際だっています。関心の低さの裏返しとも思えます。
女性と政治を巡り、「女の人は政治に関心がない」と言われることがよくあります。本当にそうでしょうか?

 いまの男性中心の議会や永田町が形づくる「政治」には関心が持てないかもしれない。

でも子育てや教育、福祉、生活に関わるすべての問題が政治につながっています。「政治」の概念を広げれば、女性には女性の「政治」への関心が必ずあると思います。

 「数だけ増えてもしょうがない」という言い方もよくされます。たしかに、女性なら誰でもいいわけではありません。でも、9割も男性が占める必要はあるのでしょうか? 
たとえば7割もいたら男性の声は十分に聞き入れられるのでは。男性議員はより厳選され、議会はより多様になりますから、このほうが有権者にとって良い話だと思います。

〈三浦まり・上智大学教授(政治学)〉 日本ではまだ、女性だけが直面している構造的な障壁への認識が足りません。性別によるクオータの議論をすると、「男も女も違いはないのになんで女性だけ」「逆差別だ」と言われてしまうのは、そのせいです。

★★女性の方へ ”議員に挑戦しませんか!”★★
女性の視点から改革すべきことはたくさんあります。
「疑問のないところに改革はありません。」3期目に向けて女性議員を増やしていく活動も開始していきます。昨年から、県内女性議員たち(特に市民派と言われている方々)とネットワークを作りました。議員として挑戦したいと思っている女性の連絡をお待ちしています。一緒に勉強していきましょう。

 

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