山下ふみこオフィシャルブログ

2015.06.30

なないろの風が新聞へ紹介

昨年7月に結成をした無所属議員ら13人、私たちのことが読売新聞に掲載された。
「女性議員を増やす会 なないろの風」
次世代の女性議員を増やすのは自分たちの役目。そのためにはどうしたらいいのだろうか。
できれば私たちが苦労をしてきたことは経験させたくない。そうでなければ、「議員になりませんか?」なんて言えないと思っている。その一つにハラスメント。でも当のハラスメントをしている男性たちにとっては、認識がないことも多々あるのだが・・・

ハラスメント:他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、脅威を与える ...他者に対する、不愉快、もしくは威嚇的な態度 .

先日も議会終了後、走って傍聴室へ向かう途中、「廊下を走るなッ!」と罵声に近い声で怒鳴られた。余りにも大きな声だったので、誰かと後ろを振り向いたら男性議員であった訳だが。
私は公ともいう場で大きな声で怒鳴られたのは初めてである。罵声という言葉を辞書で引いてみると、「大声悪口を言う声」。

後で、大声で怒鳴ったことに抗議をしたところ、「廊下を走ったあなたが悪い」と言う。
廊下の問題と怒鳴ることは問題が違うが、「あなたは既に5回も廊下を走って注意をしている」という。「廊下を走るな」と言われたのは小学校以来だったが、怒鳴られたのは記憶にないぐらい昔のこと。
今でも公の場でこういう怒鳴る人がいるんだと唖然としたのは言うまでもない。

この6月議会で議員発議で議会の会議規則の一部を改正した。それが上記の記述である。

その発端は、有村治子大臣は5/14、全国町村議会に、女性議員が出産などで議会を休むことを認める規定を設けるよう要請し、それを受けて今回の沼津市議会においても規定改正になった。
議員の産休、育休取得をしている議会はまだ少ないとされる。今後女性議員の活性化の意味からも、その経験を活かしていくようにと配慮されたもの。しかし、女性が議会に進出していくには問題はまだまだと思うが、やっとその存在意義が認められてきたということだろう。

神奈川県大磯町においては6月に行われた町議選挙で7:7の男女同数の構成、上位5位まではすべて女性だったという。
そういえば、沼津市議会には男性トイレしかない。その中に洋式トイレが一つあるが、女性はよほどのことがなければ使えない。