山下ふみこオフィシャルブログ
2016.05.18
障がい者と共に避難訓練 in BiViぬまづ
5/17雨の中、沼津駅北口の商業施設「BiViぬまづ」で、「あしたか太陽の丘」http://www.a-taiyou.jp/about/about.htmlと県立沼津視覚特別支援学校http://www.edu.pref.shizuoka.jp/numazu-sb/home.nsf/IndexFormView?OpenViewの皆さんと一緒に毎年合同避難訓練をしています。
この避難訓練をするきっかけになったのは、2011年(平成23年)3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災によって、ここ沼津においても、東海道線や新幹線がストップし、多くの帰宅困難者が出ました。
その時、駅に集まった多くの方々は沼津駅北口前にある商業施設ViBiに一時避難をし、遠方の方はここで一夜を明かした方もいたようです。その時、車いすの女性もいました。
BiViのスタッフさんが初めて経験した避難誘導、その時のことをきっかけに、翌年から、障がい者と一緒の災害時の避難訓練が始まりました。
当初、避難訓練は障がい者と一緒に行う避難訓練のマニュアルは、静岡県や沼津市に聞いてもなく、それから試行錯誤で始まった訓練です。
商業施設というのは、いざ災害時には、避難者の受け入れも避けては通れない問題です。
多様なケースも視野に入れながら、障害者と一緒の訓練をすることは開店前の時間を利用するので、朝早くからなので大変なことだと思います。
しかし、熊本地震の状況を聞くにつけ、災害弱者といわれている方々の避難の受け入れはまだまだ整備されていないと状況です。こうして民間の施設が取り組む避難訓練に地域の方々と力を合わせた訓練こそ大事だと思いを新たにしたのです。