山下ふみこオフィシャルブログ
2016.11.25
11月定例会議始まる
第7回沼津市議会定例会が11/25~12/16で始まりました。
今日は大沼市長の初めての議会であり、新・市長の所信表明に多くの市民が駆け付けました。
傍聴席は9:00には60名の定員枠は一杯になり、後は用意されたモニターを設置した委員会室には40名ほどが見えられたということでした。
子育て中の若いママたちや若者も多く本当に世代を超えた市民で傍聴席は埋め尽くされていました。およそ100名からの市民が駆け付けたことは今だかつてなかったことで、いかに市民の期待が大きいかということでしょう。
今後、市民が議会や市政に関心を持つことが沼津市の民主主義を進めることであり、本来の市民自治を推し進めていくことに繋がっていければと思います。
市長の所信表明全文↓(クリック)
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/profile/mayor/pdf/h28syoshin.pdf
議会終了後、傍聴をした若者たちから、「僕たち沼津市のことを勉強しようと思います。今まで何となく沼津のことを考えていたけれど、これから、ちゃんと勉強をし皆に発信していきたいので一緒にお願いします。」って声をかけられました。
所信表明後、ある議員から「職員給与に関する緊急質問」が出されたことに、議会終了後、市民から「野党議員って誰のことですか?」って聞かれ、一瞬絶句したのは私だけではなかったのでは・・・
緊急質問 「職員給与に関する条例議案」がない?
議員の質問: (要旨をかきとめてみた)
8 月に人事院勧告が出て、給与改定が県下の自治体で今議会において議案提案が予定されている。
沼 津市において、職員組合と当局が合意したにも拘らず、議案書には載っていない。
●上程しないのはなぜなのか?
●議会に提案しないのは、議会軽視だが、それについてはどう考えるのか?
職員の 生活の基盤である給与について、提出しないという暴挙は、沼津市 の歴史において初めての事態であり、市長を支えて働 こうという職員に対して、●なぜここまで非情でひどい仕打ちをするのか?
市長答弁:
●私は公務員制度やこの改 正内容をしっかり理解し精査し、職員と本当にこれから沼津を 変えていく気持ちを共有し、納得した上で改正を行いたい。そのた め、今回の議会への上程は見送ることにした。
●議会の重要性等に関しては考えている。
●今後、そうい う判断に立ったときは、お諮りいただきたいと考える。
2回目の議員質問:
民間社長の気分で勝手に変更するならば、それは不当労働行為である。会社経営者として、 どういう気持ちで従業員との約束を守っていけばいいと考えるのか?
市長答弁:
不当労働行為ということを意図したものではない。本当に沼津を変えていくために、きちっと会話し、 納得がいく上でやるべきだというふうに思っている。
3回目の議員質問:
野党 議員である私は、政策では意見を異にするが、違いのあるからこそ共通点が見出せるものと考えている・・・・就任早々、市長の立場を危 うくさせ、職員の期待を裏切りルールを破ることを強行した事務方の責任は重大である。速やかに職を辞すべきではないか?
企画部長答弁:
今回の条例を組合との合意に基づく内容を議会に提案しなかったことは、市長の判断によるものである。