山下ふみこオフィシャルブログ
2018.06.27
あまぎ認定こども園&複合施設
29日には見学のアポを入れているのだが、今日は伊豆市月ヶ瀬にある複合施設「ふらっと月ヶ瀬」の中にあるプラムカフェ(ランチも)にふらっと立ち寄る。
ここは4つの施設の集合体であり、ずっと注目をしていた処。この中には認定こども園、ディサービス、就労継続支援B型事業所とカフェがある。
子ども、高齢者、障がい者との垣根を取り除き、日常的に触れ合う中で思いやりの心と命の大切さを育むことを大切にしている。
確かにお年寄りが園庭で遊ぶ子どもたちの遊ぶ様子を食い入るように見ている。子どもたちの声がいつも聞こえているのは嬉しいものですと言っていた。地方には保育園や学校の敷地の中でディサービスや放課後児童クラブを併設しているところは沢山ある。しかし、伊豆市の複合施設は4つの集合体であり、なかなかこれだけの敷地に集約されているのはまだまだ珍しいのではないでしょうか?
月ヶ瀬の帰りに舩原にある農園経営をしている会社に立ち寄る。此処でもふらっと寄ったところ、本当に珍しい人に出会え、色々お話をすることができた。此処は限界集落でもあるが、医療機器製造等や農園も経営し、地元に雇用を生んでいる。70才過ぎても正社員で雇用をされている人もいるという。
周辺の山は急傾斜地です。いったん長雨になれば、崩落が起きやすく、地震がくればなおさらのこと。災害復旧には、まずは地元が連携して助け合わなければならないでしょう。
そういう意味では公共事業の公正さはもちろんですが、地元事業者との連携はこういう地域だからこそ災害時の復旧には、外からの救援がすぐにはこないところだから、地元同士でどうしても助け合わなければならないだろう。
だからこそ、この会社は地元住民との普段の付き合い、そして雇用もいざとなったときの災害時の対応を考えた関係性を創られているという。
お話の中で自然の脅威と自然保護の重要性を感じさせていただく。「自然を見てごらん。樹木一本一本みんな違うだろう。違っていいんだよ・・・」って。
この後、三島のHP講習会へ向かう。