山下ふみこオフィシャルブログ
2018年10月
2018.10.24
National Wine Centre of Australia
アデレードにあるナショナルワインセンターはオーストラリアワインの試飲(容量が3段階で値段が違う$3〜)が120種類にわたってできるし、もちろん食事もできる。1000人からのゲストを受け入れることもでき、ここでウェディング、会議、パーティー、イベント、またワイナリーのオーナー達の会合や研修も行われている。
ここがワインバーで120種類のワインのtastingができるオーストラリアでも最大の規模で自分でdispensing machinesからワイングラスに注ぐ。自分にあった最高のワインをここで見つけることができる。
でも、ワイン農場に行って、其処のこだわりのワインの話を聞きテイスティングをしながら選んでいくのは現地での醍醐味がある。どこのワイナリーもレストランからその広大なぶどう農園が眺められ、食事ができるのも楽しみの一つ。
此処はBotanic Gardenに隣接しているので、そのまま広大な公園を散策できる。私の写真の後ろが公園にそのまま繋がっている。
2018.10.23
Looked after at Child care
マミィを病院へ、そして愉馬を保育園に送る。週末明けの久しぶりの保育園である。お友達に会って嬉しそうだし、私も昼に病院へ行くまで家のことや自分の時間が持てるので私も嬉しい。クラスは2歳児クラスで先生は2人〜3人いる。9:30頃になるとモーニングティーの時間らしくて、今日はフルーツの盛り合わせでパイン、メロン、スイカ、りんごが小さくカットされて好きなものをいくらでも食べている。親はいたいだけ一緒に居られる。
保育園事情は日本同様厳しいらしい。娘の場合も出産して4ヶ月後に職場に復帰しようと6つぐらいの保育園にエントリーしたが、結局1箇所だけしか当たらなくてここにしたらしい。結果的には職場に近くて、授乳時間になると職場を抜け出して授乳ができたという。それができない場合は、母乳を冷蔵してあげてもらう。
また、収入によって保育園(childcare)料は大きく違う。1日最高で$99にもなると収入があっても大変らしく、お産の時は海外の親にベビーシッターできてもらっている友人もいるという。一般的には$20ぐらいかな?
家の近くに良い保育園があって、エントリーしているがいつ入れるのかわからないという。
2018.10.22
He has a fever
愉馬を保育園に連れて行こうとしたが、どうも顔が赤くてぐずっている。マミィが熱を測ると38・7度あるので急遽お休みをさせる。今週はマミィの授乳のため病院の送迎や家のことや愉馬のことがあるので私のスクールはお休みをもらう。
病院から戻って、台所の片付け、掃除、洗濯物も山のようにある。これで毎日仕事をしながら子どもの保育園の送迎もやっていかなければならない子育て世代の朝は大変だと思うがみんなやってきているんだよね。私の時代とは随分違うのかもしれないがまだまだ親をあてにできる家族はいいんだと思う。私の時は実家に帰って2、3ヶ月ぐらいいたような気がする。
今日、娘は5日目でもう抜糸だという。帝王切開後、すぐにシャワーも浴びている。何もかも早い気がするが、日本の出産事情が分からないのでなんとも言えない。出産方法は本人が希望すればいろいろの選択肢がある。主には無痛分娩も普通にあるらしいが、最初からではなく、5分ごとに陣痛が来た時に無痛分娩になるという。病院内にはキッズルームもあるし、自由にクッキーやパン、お茶が自由に使えるようにトースターや電子レンジ、ポットも全て用意されている。
ベビーの緊急状況によって6段階(Special care baby unit1,2,3,4 & Neonatal Intensive care1,2)に部屋が分かれている。今日は保育器から解放されたが、まだspecial careが必要。
朝、犬の散歩をしている時に出会った。犬の飼い主はCafeに寄っているところで、犬はいい子で待っているんだよね。子供用のトレイラーだが、犬用にも使えるし、我が家の老犬ノーマンに買ってあげたいなぁ。
2018.10.21
Everything is going well
日曜日の朝、駐車場に入る通路の草取りをジョエルと愉馬と一緒にしている時今日退院だという連絡が入る。ベビーが生まれてからちょうど4日目。急遽、日曜日の予定を変更してみんなで病院へ駆けつける。
帝王切開でもママは順調に回復しているようです。今日のランチは病院から歩いて10分ぐらいの処のCafeまで歩いたが、ゆっくり歩きながらも回復してきている。日曜日はスーパーや店はお休みの処が多いが、カフェはどこも満員。みんな家族やお友達そして犬を連れて楽しそう。
↓愉馬はイボーヌからお祝いにもらったバルーンがお気に入り。
マミィの退院を祝ってお庭でBBQ.
ダディがお買い物も準備も全てしてくれてシャンペンでちょっとお祝いをする。ベビーはもうちょっと病院にいるが、ママが通って授乳をする。今夜も8:30頃にダディと病院へ向かう。
愉馬をバスに入れどうやってベッドに寝かしつけるのか、マミィがいなかった分、ナーバスになっているようでとても私には手に負えない時がある。でもそういう時は、優しく優しく抱きしめてあげてね、というマミィの言葉に「むっ!」としながらも、目で怒りならも優しく言ってなだめすかすが「グランマこわい・・・」って言われちゃう。
ふぅぅぅ・・・」
2018.10.20
FASHION FESTIVAL
今日はexcitingたくさんあった。友人のイボーヌと毎週土曜日のヨガに行った後、イボーヌの娘がファッションフェスティバルのお花のコーディネートをしているというので、彼女が私と愉馬を連れて行ったくれた。会場は公園の一角に設置されたファッションショーの会場とそこに集まった人たちがお酒やお茶を飲むラウンジと食事をする会場がセッティングされている。とても華やかな場所であった。
夜の部はSUPER SATURDAY :ACLER & AJE二人のデザイナーによるファッションショー。
Aclerは娘たちの友人でもある。I was amazing final.
2018.10.20
Retirement Living
10/20午後にイボーヌの母親が住んでいる郊外の家を訪ねる。93才になる彼女は1年半前から夫とこの家を購入して住み始め、その後、夫はその敷地の隣にある介護センターでケアを受けているので、彼女は毎日夫の処に通っている。
Unitsは40あって、全て一戸建てになっている処に2人または1人暮らしをしている世帯が34世帯ある。ここではサポートをしてくれるがすべて自立できるための生活空間を提供している。だからコンパクトでとても快適のように見える。
93才になる彼女は来年はクルージングの旅で外国に行きたいという。ただしナース付きで行こうと考えている。だから少し足腰を鍛えなくちゃと施設にある体操教室にも通っている。
また日常の買い物は3輪の電動車に乗ってお買い物にも行く。愉馬が乗りたいというと一緒に乗せてくれて構内を走ってくれて大喜び。
写真にある庭も彼女がガーディニングをして花を育て手入れもしている。娘のイボーヌは1週間に1度訪ねて彼女と庭でお茶をしながらおしゃべりをする。家の掃除や庭の手入れ等一切手を出さないし、愉馬が乗りたいって言っても危ないって言わない。2歳児の男の子のやんちゃぶりって半端じゃないけど叱らない。娘からは「ちゃんとなぜダメなのか理解させて。なぜ叱られたのかわからないでしょう」って言われるんですが・・・
2018.10.19
My daily life in Aderlaide
毎朝、犬の散歩が私の役目。それから学校へ行くのだが、このところずっと雨が続いていたのでトラムで通学をしていた。私の乗るトラム停留所のThebartonから市内中は料金フリー。だいたい10分待てば来る。特に次のRoyal Adelaide Hopitalまではトラムはもっと頻繁に出ている。
今のところまだまだ道を覚えられないし、同じ道ではないところに挑戦してみる。ただし、何処に行くにもGoogle mapに頼らないと目的地までたどり着けない。これがあるので、道を尋ねるにもその画面を見せて教えてもらうことが多い。
昨日は学校を娘の出産で欠席したので、宿題を学校で仕上げる。お互いに回答の見せっこしても何も言われない。それよりも見せっこして話し合うことを勧める。歳は私がずば抜けて一番上だけど全然気にしない。そういえば自己紹介の時も誰にも年齢を聞かれたこともない。優しくされるわけでもないし、馬鹿にされるわけでもない。すごく居心地がいい。
学校が終わってから娘の病院へ行く。病院の中にあるCAFEでカプチーノを飲むのも楽しみの一つ。日本ではオーストラリア以上に美味しいカプチーノは飲んだことがない。この国のカプチーノは本当に美味しいと思う。病院での生活はみんな個室でトイレもシャワーも付いている。
娘は順調に回復し、今日はシャワーを使ったり、一緒に病院のCAFEにも行ってカプチーノを飲む。
訪問客もスタッフも患者もここで食事もできるようになっている。CAFEは毎日7:30am〜7:30pmでメニューも毎日変わる。
病院の中に子どもの遊び場もあるしCAFEも此処だけではなく庭にもある。。
保育器の中のベビーも元気そう。帝王切開の傷も跡が残らないように処置をしてくれているらしい。もっと驚くことに入院女性のために3食の朝昼晩とスープからメインディッシュ、サラダ、デザート、飲み物全て3〜6種類ぐらいの中から選べる。動ける人は自分でラウンジで食事もできる。全てが無料で最新の医療が受けられるというのは、住民にとっていざとなった時のセーフティネットがしっかりしてる安心感は何事にも代え難いはず。住民にとって学校環境も含めて生活優先になっているように感じるのだが・・・。
2018.10.18
The birth of Baby !
今朝8:50ベビ−が誕生した。朝方3:30にマミィとダディは病院へ向かい、私と泣き叫ぶ愉馬はお留守番。ずっとマミィとダディを呼び続けていたが諦めたのかベッドでまた眠ってくれた。
11:00頃マミィからメールが来て、それから私と愉馬は自転車で病院へ向かう。今日も朝方は雨で洗濯物を一旦家に入れてから出発。
無事に産まれてくれたらしいが、顔を見るまでは安心できず、愉馬も「マミィのベビーの処に行こう」というといつもぐずるのに、お着替えも嫌がらずに緊張した面持ちでトレイラーに乗り込む。
この公園の中を通り抜ければ病院へ着くと思うとペダルを漕ぐのも全然平気。すでに何度もこの公園を走っているので、google地図がなくても行けそう。
病院へ到着しても病室もどこだか分からない。とりあえずiinformation centreに行って娘の病室を訪ねると、混んでいたにもかかわらず担当の人が一緒についておいでと言って4階まで案内をしてくれる。
やっとベビーとマミィとダディに会う。母子ともに元気で安心をしたのだが、その経過はemergencyで緊急帝王切開になり、スタッフが20人ぐらい集まって彼女の状況に関わってくれたという。おかげさまで3840gで愉馬と同じぐらいに大きな女の子。公立の病院で緊急時や大きな手術はここでするので安心していられる。無事に産まれてきたことに感謝し、娘の今までの頑張りにも敬意を表したいし、婿のジョエルが緊急時からずっと献身的なサポートをしてくれたことに感謝したい。
彼は今日は夜まで病院で付き添うというので、私は娘が心配しないように家のことや愉馬のことをしっかりやれるようにと思う。今まで自分達のことは自分でするようにさせてきたし、そうせざるえない状況も続いていたし、子どもたちも私たちのことは遠くで見ていた感がある。
今回、娘たちの生活に関わらせてもらい、子育て世代の忙しいことっていったらないというのも実感した。日本でも同じ事情だと思うのだが、婿の献身的なサポートは何よりも有難いし、いざとなった時には良い隣人に恵まれていることも幸いしている。
一つ大きな山を越えたことに本当に安堵。あとは今夜愉馬をどうやってベッドに寝かしつけるのかまだまだ問題は尽きないが・・・
7月に母を亡くして、今回新たな命を授かったことにこうして記していくことが私のケジメとしてある。一つ一つ今は確認をしながら生活をしている状況に、苦労よりは思った以上に新鮮な感覚に自分自身驚いている。こうした環境にいることに謙虚に感謝をしようと思う。もちろん、日本にいる私の夫と犬たちにも。
2018.10.17
StudyAdelaide 第3日目
今日も朝から雨が降っている。まさか今日も雨とは。私の自転車での挑戦は今週はお休みになっている。私の日課は朝の犬の散歩、朝食、愉馬の着替えや準備そして保育園から学校へいくのに、朝8:00前に出発しないと間に合わなくなる。
昨日も道を間違えどうなるかと思った。もちろんgoogle mapは欠かせない。道は通りごとに名前があるので、ちょうど京都のように碁盤の目になっている。でも一度道を間違えると果てしもなく分からなくなってしまう。
昨日のレッスンから宿題が出ていたのでその仕上げと復習をやって3時間ぐらいかかる。とにかくキーボードの上だけで書くことをしていなかったので、、英語のスペルを手書きでする今回はだいぶ手こずっている。しかし、新鮮な発見があって、まるで学生に戻った感覚で一応、真面目に復習と宿題だけはなんとかやろうしている自分が新鮮である。
9:00からの授業が13:00に終わりやっとランチである。友達になったyudeと一緒にランチを休憩室でとる。持ってきたサンドウィッチを広げながら昨日の続きを話す。彼女は「たとえ今が厳しくても私の将来が今より良いものになるようにしたいから、私は英語の勉強を頑張って英語圏のドクターの資格が取れるように頑張る」という。私が心配していたようなことはもちろん彼女はわかっているが、自分の目指した道を歩もうとする揺るぎない信念を持っている。私が何をか言わんや。きっとその道を達成していくであろうと思えてくる。彼女と話をしながら心から応援したくなる。
私はランチを終えて、今から近くの魔女の宅急便のモデルになったと言われている時計台を見に行く。其処はGeneral post office Adelaide(中央郵便局)。その近くにあるAdelaide Central Market でお魚を夕食のおかずに買ってきてと言われているのでお魚屋に寄る。其処で鯛の煮付けになるようなお魚を買ったのだが、$13/1kg 鱗を取ってもらったりするには1匹につき$2いると言われてやめる。やはり自分でやろうっと!今夜のおかずは鯛の煮付けとイカの煮付け、ほうれん草の胡麻和え、豆腐味噌汁にする。
2018.10.16
StudyAdelaide 第2日目
今朝もアデレードにしては3日間も雨が朝方降り続けている。雨はひどくなく、時折降ったり止んだりなので保育園に自転車で送っていけるのかどうか迷う。雨が降っていても傘をさす人はあまりいない。みんな雨の中を歩いている。日本ならこれぐらいの雨なら傘をさすのにと思いながら、傘をさしているのが特別で恥ずかしい気さえする。
7:30から交通渋滞が激しく、この時間に保育園を車で送って行ったら渋滞にははまってしまって学校に遅れてしまうので、娘にお願いをして私はトラムで学校へ行く。
余裕の時間で出たはずなのに、9:00スタートの授業に滑り込み。私のクラスは初級者クラスだが、国籍は多様。 ベトナム人、中国人、コロンビア人、スペイン人と多様で年齢も10歳から私まで。若い人と勉強するのはどうなることかと思ったが、思った以上にアップテンポでついて行くのがこのクラスでさえやっとこである。
先生はまず教科書を読んでそれからバリエーションの使い方を教えてから、それぞれに質問を振ってくるので、息抜きができないぐらい。そしてその後、即テスト。午前中3時間半の授業で4回テストをした。そして宿題もたくさん出たがやるっきゃない。この宿題をやらないと翌日のテストに備えられない。
午前中の授業が終わって、学校の中の休憩室で遅めのランチのサンドウィッチをとりながらブログをここで書いている。
授業が終わった後、私の隣の席のコロンビアの彼女に先生のAnnaが話しかけてきた。彼女はドクターで、コロンビアの大学を卒業し病院で働いていたが、英語を学んで医学部に入り直して英語圏のドクターになろうとしている。先生はそれがとても彼女にとって厳しい選択ではないかと話す。なぜ自分お人生を更にお金と時間を使って英語の勉強をしてドクターになろうとしているのか、その時間をもっとドクターとしてのスキルアップをして、スペイン語圏の国で働く方がずっといいように思うと話す。
例えば、この国で正規の仕事につくのは大変だと彼女は言う。いくら英語ができて資格をとっても、なかなか仕事につくことはできないという。こんなに美しく、豊かそうに見えても物価が高く、家賃も家を高く、何もかも高いこの国は決して資格が取れたからといって仕事につけるものではないし、ドクターは更に勉強のハードルは高い。なぜそこまでしてゼロからスタートをするのかと。「もっと考えて、あなたのことが心配だからよ」と親身になって彼女と1時間ぐらい話しただろうか。その後、私も彼女と話す。もっと考えて欲しいと。
ここにきている学生たちがどういう事情できているのか薄々分かっているつもりだったが、先生たちは厳しく、テストも宿題も毎日、でも授業はアップテンポで居眠りできる状態ではない。でも楽しいし、私のような初級クラスでもエンジニアもいるし。2日目で彼女ともこんな話ができて、私の英語はクラスメイトの10歳の中国人のボユが教えてくれる。
明日は犬の散歩の後、愉馬を保育園に送ってから学校に行くので、今日よりもっと早く起きなきゃぁ〜