山下ふみこオフィシャルブログ
2020.04.23
新型コロナの影響で善意の輪が
新型コロナウィルスの感染拡大によって飲食業や宿泊業を経営する方々のSOSは日々深刻になってきています。
休業しながらもテイクアウトを細々続けている店舗の何と多いことでしょう。
確定申告の期限が延長されたことで、令和元年度の所得税の納付が5月中旬に延期されています。さらに経営の圧迫が懸念される5月以降に所得税から始まり、消費税、住民税、健康保険と令和元年分の納税が開始されれば、もう自力での万策尽きてしまうと言っています。一日も早く家賃補助だけでも現金支給してほしいという必死の声が上がっています。
それと同時に飲食業に食材を納めている方々もキャンセルになって生鮮物の処分に途方に暮れています。キャンセルになっても育てた野菜を止めることができないと、その数も半端じゃありません。
観光業も観光バスが一切来なくなり、お土産品の賞味期限が切れないうちに、どうにかできればとSOSが上がってきています。
事業所の方々が「沼津の未来を考えるグランマの会」に申し出て下さって、生鮮品やお土産品のお菓子等をみんなで配布する作業を始めています。福祉施設、ひとり暮らしや障害児を抱えたお家に1軒1軒お手紙に「大丈夫あなたのこと忘れていないよ」って添えてグランマの会は届けている。
収束の見えない中、水面下で多くの善意が色々のところで始まって繋がってきています。