山下ふみこオフィシャルブログ

2020.04.23

空気は読まない!

上野千鶴子.pdf

私の好きな上野千鶴子さんが「空気は読む。だが抗う」という言葉に「I agree」

よく立場的に言動には十分注意をしたほうがいいと言われる。充分注意をしたつもりでいても、やはり、発言するからにはその責任も負わなければならない。発言をするときは、必ず裏を取ることは当然のことである。しかし、どちらにしても、叩かれたり、絡まれたりしても、反論する勇気がない。
もしかしたら,空気を読むことがストレスをためず、敵をつくらず、世間に抗わないことが最終的には実を取ることだと思い始めていた自分がいる気がしていないでもない。
今朝の上野さんのコメントを見て、やはり、そういう自分でいてはいけないと自分に叱咤する。自分が勝ち抜くために、相手を貶めることなんて私にはできない。
窮地に陥った時こそ、見えるものがある。渦中にいる時は見えていなかったことも、冷静になってみると分かることがある。
今の恵まれた環境の中で、苦しんでいる人がいたら、見過ごすことができず立ち向かうのが、私のエネルギーの糧になっている。そうでなければ、もう動けない・・・

上野千鶴子

今回、多くの方に本当に優しい言葉をかけていただいた。感謝してもしきれない。
ただ一番嬉しかったことがある。
新聞やTVに報道されたその日、家族の夕食を作り、自分もおなか一杯食べ、その後、私は残っている仕事するために仕事場の部屋へ行きかけた時、「すげぇ!俺だったら、今日ぐらいは布団かぶってるもんなぁ~」って、息子が笑いながら声をかけてきた。
この何気ない言葉が一番心に残っている。少なくても私の今日の一部始終を静観していた彼が、そう思ってくれたのなら、それが私の一つの生き方を示せたのだと思ったら、それはそれで良しと思った。
落ち込んでいる時間もなく、私を必要としている人たちのために仕事が待っているもの。