山下ふみこオフィシャルブログ
2020.04.25
新型コロナの影響で善意の輪が第3弾
先日もコロナの影響で休業を余儀なくされた観光客への土産物がキャンセルにより、「沼津の未来を考えるグランマの会」がそれらを廃棄するならと、今回も頂けることになったという。
それと同時にこころみファーム(B型就労支援)より、いつも定期的な注文を受けている飲食店の休業により、廃棄せざる得ないリーフレタスを大量に頂けることになり、こちらもすでに2回目の申し出を受け、早速メンバーが水耕栽培をしているところに軽トラックで取りに会員が行く。自立支援センターでメンバーがレタスの袋入りをし、今回もお菓子とセットで養護施設やひとり暮らしの方の処や病気で療養中の方の家々にお届けする。朝9:00からの作業が始まって、袋詰めと配達で今日も一日が暮れてしまうという。こうやっていろいろの市民の方々の善意が広がっていることを市民の方々に知ってもらえたら、廃棄処分にならないものがたくさんあるということにも気が付きます。
(会の報告から)今回も行く先々で何気ない会話の中で不安や困ったことなどがいっぱいきけた。ご厚意によって頂いた品々が、スムーズな会話のきっかけとしてつなぎ役を果たしてくれていた。
それぞれの立場でコロナで苦しんでいる多くの方々の痛みの上にグランマの会の今回の活動が成り立っている。
この配達を通して、本当に一人ひとりのおかれた日々の暮らしについ涙をしてしまうこともある。そして嬉しいことに、もっと苦しい方にと米やお花の提供や、自分の店をみんなのために使ってほしいという申し出も受ける。
今回の活動を通して、グランマとしてどういう支援が継続的にできるのか考えていこうとメンバーは思っている。
(以上グランマの会から)