山下ふみこオフィシャルブログ

2020.07.11

浪人川流域の内水対策その3

今まで日吉と山王前の二つの自治会エリアでの冠水は、ある意味、その自治会の一地域住民の課題として説明や対策等を求めてきませんでした。
排水機場が一時的に停止した時も、行政からの説明もなく、また地域の当事者たちからも説明を求めることはしてこなかったように思います。

ある意味、自然災害だから仕方がないと思っていたのかもしれません。

しかし、昨今の気候変動による災害は予想をはるかに上回るものであり、さらには都市化進行による流域の社会情勢の変化は、もはや一地域住民だけの問題ではなくなってきています。

今回7/8に話し合いを申込み、7/9に国交省の沼津河川出張所に伺って、所長と沼津河川国道事務所河川管理課長との話し合いが初めて行われました。国交省側の丁寧な説明は今まで漠然と不安に思っていたことが明確になりました。
今後における課題と解決に向けたプロセスにおいて何をしていくべきか、道は長いですか、一歩踏み出したように思います。

今後、冠水地域の地元住民と国交省沼津河川出張所とこのようなざっくばらんの機会を設けていくことで、地元としてできることを探っていけたらと思っています。
まずは所管の国交省の方は幸いにして、とても話しやすい方ですので、冠水地域の住民の思いを共有していただけるのではないかと思っています。

今回のことは地域にとって本当に今までなかった機会を得たように思っています。冠水地域の当事者自身の思いを聞くことは行政に携わる者としても重要なことです。しかし、現実にはなかなかそうはいかず、問題解決にまで辿り着かないうちに、担当者が代わってしまうことがよくあります。

今後は継続的な私たち地元住民と関係機関等とざっくばらんの話ができる関係性を創っていく中で、情報を幅広く共有するとともに、住民との対話を進め、地域の自発的な活動に繋がり連携ができればと考えています。

国交省1

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