山下ふみこオフィシャルブログ
2020.09.17
第6回沼津市議会定例会
9/16から9月議会が始まりました。皆様にご心配をおかけしました私のブログ問題は、約2か月間という期間を経て9/14の議会運営員会において一応終了となりました。
今後は、表現には注意を払いながら、時代の空気に屈せず、また、権力に萎縮することなく、言うべきことは臆せず毅然と発言していくように心がけていきたいと思います。
この9月議会に向けて、すでに多くの議員は8月から準備をしてきました。
令和2年度の当初予算(一般会計)は前年度予算とほぼ同じ720億円でしたが、新型コロナウイルス感染対策経費として、2 月議会の追加議案を第 1 回 とする6 月議会、追加議案第 7 回の補正予算までをみると、コロナ禍による支援策に係る事業費総額は約 204 億円となり、この9月議会の補正予算で見ると、総額ではさらに大きく膨れ952億円となっています。国による地方創生臨時交付金等の特定財源や市の「財政調整基金」がこれに充てられています。
昨今いわれている異常気象の中、自然災害による被害が想定をはるかに超えるものになっています。もはやこの自然災害に対して、私たちは常にこの想定以上と言われ続けてきた自然災害に備えていかなければならない時代にいるということです。そのいざという災害時等のために備えなければならない財源が、各市町の貯金である「財政調整基金」です。
このコロナ禍において、市民生活の暮らしを守るために、国からの交付金や市町の貯金や借金をしてお金の工面をしています。9月議会はそういう意味でも、コロナ禍による財政出動と令和元年度決算約730億円の使途について審査する大事な議会が始まりました。
毎回議会の準備段階から、いつも昼夜が逆転した生活を12年以上も送ってきました。朝の新聞配達の音がすると、「ああ、もう寝なくちゃ」と思って慌ててベッドに潜り込む生活をしていました。しかし、この8月から敢えて規則正しい生活を送るように努力しています。
議員の生活は案外過酷です。その過酷な仕事にストレスもかかります。そのストレスの大半は人間関係です。この過酷な仕事に向かうには健全な思考能力が必要です。それにはまず体力がなければと思い、敢えて生活のリズムを昼夜逆転にならないよう心掛けるようにしています。朝の新鮮な空気が爽やかで、今までもったいないことをしてきたようにも思えます。
そして、私の身辺にも変化が訪れています。いつかまた私の信頼できる方々にはお話をする機会が来るといいと思っています。それにはまず、この9月議会に市民の暮らしのために全力で向き合っていきます。
今日は私の尊敬する方からお手紙をもらいました。
「・・・・あなたの時にもしかり、聞こえてきませんが、多くの人たちはあなたの心を堅く支持しています。この寡黙な静かな支持に私は強く憧れ、肝を落ち着かせてくれます。一見意気地が無いように思いますが、人々は己の生活を守るために寡黙です。その寡黙があなたを支持する土台になっています。
時間はかかりますが、じっくり確実に働いてください。・・・・」
日々喧騒の中で大事なものをやり過ごしてきたもったいない時間がたくさんあります。今、この朝の爽やかな空気が愛おしく感じられます。その日々の大切さを教えてくれる友人がいるってことに感謝です。