山下ふみこオフィシャルブログ
2020.12.19
第7回定例会(11月議会)の閉会
今日(12/18)、11/27から始まった第7回定例会が終わった。12/6(日曜日)庁内にコロナ感染拡大の恐れがあるということで議会運営委員会が開催され、12/7,8に予定されていた本会議を休会することが決定された。
そして、12/8に一般質問を予定していた16人の議員全員が通告を取り下げる申し出を行った。
一般質問は1か月前から調査を行い、現場にも行き、聞き取り調査をし、弁護士さんとのzoom勉強会も行い、ずっと緊張感の中で本会議を迎える。
その緊張感が突然切れ、精神状態を回復するのに立ち直れないくらいへこんだ。今も回復したわけではない。
今回、市民からは「議会やらなくてもいいんだぁ、議員はそれでいいのか・・・」というお叱りをいただいている。
今後、コロナ感染拡大により議会が開催されない状況が生じる場合、市民に対して疑念を抱かせないためには、透明性を確保することで説明をしていかなければならないと思う。常に説明責任を求められていることを自覚しなければならない。
そのためにはどんな場合でも透明性の確保が前提でなければ、市民に疑念を残すことに繋がってしまうのではないか。
私の今回のテーマは
「子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)における問題点と対応について」
(1)HPVワクチンの現状と課題について
①副反応被害者の実情
②HPVワクチンのリスクと有効性
③副反応被害への治療法や医療機関の体制
④被害者への補償及び公的救済策
(2)国のスタンスと自治体の対応について
①国の通知に対する考え方
②自治体における対応状況
(3)沼津市における対応について
「犯罪被害者等支援条例の必要性について」
(1)沼津市の犯罪状況の県内市町との比較について
①刑法犯認知件数
②重要犯罪の動向
③犯罪実態の背景
(2)他市の犯罪被害者等支援条例の現状と取組について
(3)犯罪被害者等への支援と課題について
(4)沼津市における条例制定の取組について
2つのテーマは次の議会では間に合わない問題であり、当事者たちにとって生命の危険性さえ伴うものであると私は思っていたので、どうしてもこの議会で当局の考えを質したかった。そして、この2つの問題についてもっと危機感をもって対応してほしかったのだが・・・
しかし、市議会として、市当局に対し、私をはじめ一部議員の質問に対する回答を文書質問形式でもらう所作(交渉)をしてもらうことになり、その結果、回答をもらえることになった。
今回、コロナ禍で一般質問が行われなかった自治体は沼津市だけではない。いくつかの自治体は文書質問形式で質問と回答をHp等に公表している。
確かに本会議場での一般質問とは違い、文書質問形式では、1回目のやり取りしか基本的には掲載できないので、私の意図する回答をもらうところまでにはいかないため通常と比べ限界がある。
今後、コロナ感染拡大が進む場合も考えると、議会開催においてもBCP議会業務継続計画が必要ということで、策定している処もある。しかしコロナ感染状況が変化するので、その都度見直しをしている。文章に明記することは一定の判断ができるので、混乱せずに市民への説明も明確になり、理解を求めやすくなるのではないだろうか。