山下ふみこオフィシャルブログ

2022.01.09

各地議員の抗議と要望の文書 by沼朝

1/8市民の投稿サイト「Let’s傍聴Numazu」をシェアします。
1/7に全国の議員133名からの署名をもって、県内議員3人(松谷市議・鈴木浜松市議・高橋伊豆の国市議)が代表者となって「抗議と要望の文書」を議長へ提出しました。
昨年12/26の議長へのアポの際、1/7でならという事で延期した今回の面会だったのですが、議長は公務で不在であり大変残念に思いますという代表者の弁でした。
今回の私の戒告処分について、なぜ議員が調査に基づいて発言した「教育長はそれは大きな間違いですよ、これ執行機関と・・・」この言葉が「議会の権威と品位を著しく汚した」という事について多くの質問が寄せられています。
戒告処分に対する抗議というよりは、二元代表制の議会の在り方として疑問を呈する声が日増しに高まってます。
「少数派議員を多数決という力でねじ伏せてしまういじめではないか?」という声もあります。
今回のことを契機に、市民一人一人が「議会って?」「二元代表制とは?」など、沼津市議会について考えていただけるきっかけになればと思っています。


★★今回の代表者である松谷議員のいう議会の役割とは?★★

市議会、都道府県議会も含めてですが、制度上、二元代表制であり、議会は自治体の唯一の議決機関です。
市長には提案権はありますが、議決権はありません。


議会の役割は、簡単に言いますとこの議決、市長部局の監視、政策提言、市民の声の代弁・伝える、そして国への意見書など表明、など5つの役割があります。二元代表制、提案権を持つ市長部局と議会、一人の議員としても、当然ながら対等であります。
議会においては、議員は市民の声を代弁する形で自由に発言します。議会は言論の府です。したがって常に緊張をはらむ場になります。

監視機能を持つ議会、一人の議員が発言したことに多数の議員が「当局の発言は正当であり侮辱する内容」だという形の懲罰動議は、根本的に二元代表制における議会の在り方を理解していない対応と言わざるを得ません。

全国議員署名107