山下ふみこオフィシャルブログ

2024.02.11

香陵台公園の松と乗運寺さま

8/10(土)沼朝の記事で乗運寺の林住職様が亡くなられたことを知りました。つい先日も牧水記念館でお会いしてお話をしたばかりのことで私にはあまりにも突然の事でした。

今日は香貫山影奉仕の清掃日でその一人が香貫山香陵台公園にある松のことを話をしてくれました。昨年2本あった松の1本が枯れて、その方は市に連絡をしたと同時に乗運寺様にも電話をしたところ、「市のやることに待っていられないから、すぐに寺の植木屋を手配をします。」と、その日のうちに枯れた松の処分をしたそうです。

その素早さに、さすが乗運寺様だと感心されていました。公園には「若山牧水の句碑」の傍らにその松が沼津の街を一望しているかのように生々とそびえています。

「香貫山 いただきに来て 吾子と遊び ひさしくをれば 富士はれにけり」
千本松原に魅せられていた牧水は、大正9年一家を挙げて香貫山の麓に移り住み、沼津へ来て最初に詠んだ歌であろう。

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