山下ふみこオフィシャルブログ

2019.06.24

一般質問「子ども子育て支援」 NO4

兄弟が同じ園に入所できないって本当?

市は兄弟が同じ園に入ることは望ましいと言いながらも、実は同じ園に入れていない現実がある。それっておかしいよ。
Q:別々の園だとどんな問題が起きるの? 
A:運動会等のイベント、インフルエンザ等の感染症、送迎等

Q:災害時の対応はどうするの?     
A:今後は総合的に検討し、きめ細かな入所調整に努める。

まとめ:最初の答弁において、空きがある状況が確認されたわけで、園側と十分な調整をすれば入園できる状況は充分あるはず。何よりも災害時に、兄弟が別々の園にいることのリスクを考えた時、子どもの命を最優先に考えるのは市として当然の責務である。それを今まで保護者に負担を押し付け、何よりも兄弟なのに別々の園にいる状況に何も疑問を抱いていなかったとは到底思えないのだが・・・
点数に頼った入所基準で入園を決めている状況が、本当の意味での公平性というのだろうか。まさしく、その弊害が保護者や子どもたちに負担をかけていたわけで、その点においては入所基準の見直し、きめ細かな入所調整をするという市の答弁に注視していく。

2019.06.24

一般質問「子ども子育て支援」 NO3

申込をしても入所できない状況って本当に園に空きがないの?(空きの状況には2つのパターンがある。)
空きのパターン ①園に空きがあっても希望者がいないので結果として空きがある場合
        ②園に空きがあっても利用ができない場合
Q:沼津市の空き状況はどっち?                           A:どちらの状況もあると認識
Q:空きがあるなら改善の余地はあるでしょう?   A:改善の余地はあるので各園と情報を共有し、連携を深めていく

疑問:空きがあっても、園側と調整してこなかった結果、空きを作っていたのではないか。例えば、園が4月当初の利用人数を制限してきたとしても、市は園の受け入れ可能人数は把握しているので、市自らが待機状況を伝えることで、園側に相談をかければ、受け入れを調整してみると言っていた。にもかかわらず、市側が持っている入所希望者のデーターを園は知る状況にないので、結果的には市側も園に対してそれ以上の協力を求めることはなく、そのまま待機という状況にしてしまっていたことが、今回の質問で明確になった。
市の責務として、1人でも多くの児童を受け入れてもらうという努力は必要である。実施主体として、また保育園における保育の実施義務を重視すると、市町村が、もっと主体的な判断をもってやるべきである。
(児童福祉法24条の市町村の保育の実施義務、保育保障の公的責任について)

利用枠の拡大:定員20%の上乗せの弾力運用を使えば、定員枠を広げられる。

2019.06.24

一般質問「子ども子育て支援」 NO2

待機児童が毎年いる中で、特に希望する園に入りたくても入れない児童が多くいる。その状況について

待機児童の内訳H30H3120190605

上記の表を見ると、H31年4月現在で入所できなかった児童は77人。そのうち、1園だけを希望する児童が54人もいるという。実際、申請するときには第3希望まで記入することになっているのに、1園だけというのは、希望園に集中してしまうので入所できない状況となっている?という。
特に希望者が多く、利用できなかった地域は大岡、金岡、第1、第5地区という。果たしてそうなのか、検証していく。

大岡地区の児童数推移

希望者が多い東部地域について
4月の利用者と定員を比較:H31.4月の0歳児の利用者は定員が96人のうち、41人。3歳児は150人の定員のうち137人、4,5歳児も定員を満たしていない。
3月と4月の利用者を比較:0歳児は3月106人で4月は41人、1歳児では140人が4月は135人。つまり、3月の利用者数は大きいが、実際は、4月においてもその人数分の枠は受け入れ可能数と言える。

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