山下ふみこオフィシャルブログ
2017.10.28
元・少年少女の「どれみ合唱団」デビュー
今日はその初舞台でした。
皆ドキドキワクワクしながらも、いざとなったらマイペースで伴奏のピアノなんてムシムシ。
施設の皆さんのノリのいいことったらすごい!
皆さんをのせるつもりが逆にのせられてすごーい楽しかったぁ~
この施設は地域密着型特別養護老人ホーム「ノアノアテラス」社会福祉法人ウェルネスケア
スタッフさんも明るくて若い人たちが多く、開放的で家族的な雰囲気の中、何よりも利用者さんが楽しそうです。


2017.10.25
プージェー&探検家・関野吉晴 by 牛山精肉店
モンゴルの遊牧民の少女「プージェー」彼女にまた会いたい。牛山精肉店で上映された探検家・関野吉晴のドキュメンタリー映画「プージェー」をみた。
そこに探検家の関野吉晴さんや映画監督の山田和也さんご夫妻が同席していたとは全く知らずにいた。
途中から入った私は、いつの間にか、その少女と祖母の優しい笑顔に魅入られ、モンゴルの遊牧民の広大な草原の中で暮らす家族の日常を淡々と追ったドキュメンタリーに涙が止まらなかった。
探検家・関野さんをご存知だろうか。人類発祥の地東アフリカから南米まで、人類が拡散した5万キロの足跡「グレートジャーニー」を、逆ルートで旅した人…そんな位しか知らず、まさかその人がそこにいることなど聞いてもいなかった・・・そこに監督さんも・・・
(下記の写真は映画終了後、室内が明るくなって、そこに探検家の関野さんと映画監督の山田さんご夫妻がいたことを知る。この本を読んで感動した牛山のひろ子さんが直接電話をして、この映画上映にこぎつけたと後で聞く)
現実のモンゴルの生活とそこに住む人々の素顔を淡々と描いていただけなのに、そこに生きる少女の逞しさと凛とした生き方に心が奪われる。彼らたちの生活やそこの空気が伝わってくる。
関野さんと少女プージェーとの出会い、そして、家族との交流がそのまま素のまま伝わってくる。
過酷な自然の中で暮らす遊牧民の生活にも、社会主義から市場経済の波が押し寄せ、医療も教育も無償であったものがお金がなければ得ることができなくなり、プージェーの母親は診療拒否され亡くなる。さらにはプージェーも。
生きるっていうこと、命とは・・・市場経済の中に生きる私たちの幸せとは何か。
何よりも6歳のプージェーの逞しさとその凛とした姿が今も心に残る。
数年後に訪れたプージェーの家族たちとの再会は関野さんさえ信じられないプージェーの死だった。
このドキュメンタリーは関野さんが魅かれたプージェーとの出会いから始まり、その出会いから彼女は将来は日本語通訳者を目指す。そこには遊牧民としての生活ではない道を彼女に決心させた関野さんとの出会いがある。しかし、最後は・・・
出会いによって人間はその都度大きな選択をしているのかもしれない。自ら選んだ人生であっても、人との出会いによって影響され、影響しあって変わっていっているのだろう。しかし私はその一瞬一瞬の出会いを通り過ぎたままにしてきていないだろうか・・・
この映画の後、探検家・関野吉晴氏のことを知ってみたくなった。
http://www.sekino.info/
短い人生のなかにありながら、ゆったりとした時空の中で、壮大な夢を持ち、生きている人のような気がする。たった数時間、彼と一緒に牛山精肉店でプージェーの映画を一緒に見たなんて、夢だったのか。しかし、プージェーの顔はずっと私の脳裏に焼き付いていくだろう。
是非、見てほしいドキュメンタリーである。


2017.10.21
高架事業認可取り消し等を求める訴訟
H28年9月に高架事業認可の取り消しと貨物駅移転先の土地収用裁決差し止めを求める訴訟を静岡地裁に起こしている。
高架事業に伴う貨物駅移転の原地区や、区画整理の対象となっている富士見町の地権者等が原告団106人で結成し、国と県そして沼津市を被告として争っている。(前回から沼津市も被告側に参加)
↓原告団代理人:海渡弁護士と花垣弁護士
(人間的にも本当に温かみのある弁護士の二人)
第5回目の公判は10/17でした。
原告の主張(地権者):高架事業による財政への悪影響を主張
被告の主張(沼津市):「長期財政試算」を提出。これを基に高架事業を含む大型事業が可能だという試算結果の主張を添えて提出している。
試算は人口減少対策の効果を反映させたもので現実的予測であるということらしい。
今回、沼津市は本会議で「長期財政試算はあくまでも試算であり施策には反映しない」と答弁。さらに、先日の市長との面談において、「試算は市の目標や方向性を示したものに過ぎない。この試算通りには市政運営を行うものではない」と言っている。
目指す人口ビジョンの目標(出生率1.46⇒2.07)を基に試算を出したのでは、現状と大きくかい離し、目指す数値を基に、財政が大丈夫だという根拠にならないにもかかわらず、この試算が証拠書類として挙がっている。
しかし、政策目標にしているデーターを前提にしていては、政策目標は目標だから現実から外れる。こんな目標値を根拠にされていたとは驚くべきこと。
(目標だから、希望に満ちた世界一を目指す目標の方がfeelingはいいし、市民にも受けはいいだろう。実際、総合計画は財源の手当てを示していないものになっている。責任なんて誰も取らない。議会が質さない限り・・・)
次回の口頭弁論:12/19の口頭弁論において市財政の問題点について原告代理人の海渡弁護士と花垣弁護士が徹底的に反論していきます。