山下ふみこオフィシャルブログ
2016.04.09
香貫山の山崩れ NO1
4/9、香貫山の崩落が夜中に起きた。
今日は桜が満開で多くの花見客が押し寄せていたので、あわや大惨事になることも十分考えられた。
8:30頃には市役所へ電話をし、緊急として、農林農地課の担当者と連絡が取れ、現場の確認と通行止め等の対応をしてくれることになった。
しかし、また雨が降れば、崩落は大きくなるだろうし、早急な対応が求められる。
香貫山は約1千万年前にできた古い火山で、地表から5mぐらいは風化が進んでいて土壌化、砂礫状化しており、脆くなっている。
各地で豪雨による土砂災害が毎年のように発生しているが、香貫山も同様で、小さい崩落から今回ような中ぐらいのもの、もっと大きな崩落も起きているが、官地や民地の問題もあり、財政的なことも含めてなかなか修復が進んではいない。
大地震が予想されているなか、大惨事にならないように、山崩れの危険性については今後充分な調査をし、「香貫山のあり方」と共にその対策について、先送りができない時期が来ているのではないだろうか。
2016.04.08
議員の期末手当の一部受け取り拒否
議員に対する適正な報酬とは?
2月議会において市職員の給料や手当の引き上げ、そして特別職(市長・副市長・教育長)と市議はボーナスを0.1ヶ月分引上げた。
一般職の引き上げは人事院勧告に従ったものだが、市議のボーナスを引上げることは、「人事院勧告に基づく一般職にならう」と言うもの。
反対理由:(議員6人)
報酬等審議会に諮問することもなく、地域の経済状況や民間企業の給与の状況、近隣市町の状況なども一顧だにせず提案されたもの。現在の納税者の70%は課税標準額200万円以下(課税標準額とは、所得金額から所得控除の合計額を差し引いたもの)と言う所得状況で、それも年々低下し、市民生活が一層厳しくなっている。
これでは、市民の理解を得ることはできないと未来の風と共産党他の6人は反対をする。
反対する以上、値上げ分を受け取ることはできないと未来の風は、引き上げ分について、市長へ受け取り拒否の申し入れと供託手続きを取って頂くようように3/31に申し入れをする。
今回の議員期末手当:59,160円の増額で1,674,600円になる。
賛成理由:(議員21人)
・反対してこの流れをとめるのは、庶民の生活に足を引っ張ることに繋がる。
・議員は、客観的状況に基づいて決めることが必要で、この決定に、個人的パフォーマンスや売名行為によって、個々の議員が動くことがあってはならないというのが原則。(つまり、引き上げに反対するのは人気取りのパフォーマスであると批判)
お金がなくても議員ができるからという理由で反対をするなら、議員の寄付行為を定めた規程と同様にあってはならないもの。妥当に決められた報酬、手当であれば、議員はそれ以上の活動をして貢献することが期待されている。その分の活動ができないなら、返すという議員はありえない。

2016.04.07
静岡県産業振興財団の支援を受けて NO3
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かつて隆盛を誇った沼津市の地場産業であった繊維産業。昭和30年代以降は海外輸出が専門であり、隆盛を誇っていた服飾産業は、その頃、技術も特段進歩したのではないだろうか。
今になってみれば、そのオンリーワンの技術を活かす機会もなく、ブランドの服飾メーカーの下請けで日々追われている。しかし、いつか自社ブランドを立ち上げたいという夢を持ち続けていた中で、静岡県産業振興財団のAさんとの出会いが、この会社のオンリーワンの技術を活かせるきっかけになるかもしれない。

更にAさんから企業同士のマッチングをしてもらい、浜松の遠州紬を使った小物等の店舗拡大をしている企業からの受注も始まったという。
Aさんは他の企業とのマッチングは、商品の発注や受注だけでなく、新たな商品開発のアイデアにも繋がっているという。
仕事を通じて知り合う何百と言う企業のなかで、何処がgood partnerとして相応しいのか、その情報力と信頼関係で繋いでいる様子は、長年の地道な努力であることも窺い知ることができる。
やはり、そういう関係性を作っていくのは、役所のように人事異動で3年ぐらいで変わってしまうと無難しいのかなぁと思う。
もちろん、費用負担はある。産業財団が専門家に支払う「謝金30,000円+旅費」の1/3の負担など、そのかかる経費はまず最初に提示して下さるのでそれによって考えればいいと思う。専門家の派遣が決まったら、3ヶ月の間で、すべて完了するようになるし、それ以上延ばしても意味がないという。
まだ始まったばかりであるが、この取り組みを注視していきたい。
A さんはこうも言う。
「この企業がオンリーワンの技術力があるからこそ、何とかしたいのです」と。
私が感じていたこの企業の魅力をAさん自身も感じて下さったことがすごく嬉しい。
http://www.ric-shizuoka.or.jp/