山下ふみこオフィシャルブログ

やじ

2024.07.03

6月議会の一般質問 by 沼朝

6/14(金)の私の一般質問において、傍聴をして下さった市民の方の沼朝投稿がありました。私からはまだ一般質問の内容について報告をしていなかったので、これを契機に順次報告をしていきたいと思います。
まずは傍聴者の方の投稿をアップします。(沼朝の許可済)

高尾山清掃
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投稿者の言うヤジについて、私の質問中、私の背中越しに議員から「結果論だ」という言葉が浴びせられました。

地域のごみ収集場所の設置をしている最中で、親子が亡くなられた不幸な事故に対して、市の責任を質している最中の事でした。その一部を抜粋して紹介します。

山下:(人身事故のあった場所について)この旧東海道の朝の交通量は多く、通学や通勤の流れもあり、道路沿い、路側帯のごみステーションの状況は今回の事故が起きる以前から危険だと認識されていたのではないか。

 生活環境部長:昭和 50 年4月以 前から設置されていたと思われる。これまで、収集業務において、特に危険を認識することなく、また、設置者である自治会や利用者である住民から、位置の見直しについて、 申請等なかったことから、移設等は行ってこなかった。

 山下: 10 年前にその近くで通学中の児童の死亡事故があったわけで(見直しの機会があったはず)、昭和の頃の設置だとしても見直しがこれまでされなかったとことは、安全・安心なまちづくりを目指す沼津市として問題だとは思わないのか

 生活環境部長:ごみの集積場所の設置は自治会等にお願いをしているが、利用される方の利便性とか、ほかに適当な場所がないことなどから設置をされてきている。今後は安全性第一という観点で許可をしていきたいと考えている。

 山下:(私の質問中、背中越しに「結果論だ」と言う言葉が浴びせられた。そこでそのヤジに対して)
 今、後ろの議員から結果論じゃないかと結果が、この大きな人身事故があったから、私たちは 謙虚に反省しなければならないし、その検証するための質問です。その結果が本当に不幸な事故に終わったということについて、当局としてどういう反省をしているか。それを私は求めている。(結果論だから仕方がないというのか?)

この2月の市民の声の投稿欄に、「先日の事故(人身)でもあったとおり、ごみ の問題について沼津市として一市民の視点に立ち真剣に考えてください」という声に、その回答は、 「住民の利便性や近隣の方の集積所設置に対する意向などもあり、やむを得ず、現在の集積場所とな っているケースもあると認識しております」と答えている。つまり事故周辺のごみステーションにおいても、危険の認識はあっても、市民の意向を考えたときに、やむを得ずということがあったの ではないか。その判断基準について 問題はなかったのか

 生活環境部長:ごみ集積場所については、利便性から設置をされているというケー スも多々あったのかなと考えている。やはり、安全面を最優先に 選定、許可をしていく必要があると思っている。

 山下:条例第2条第2項、市民の責務、これは市の施策に協力しなければならないとある。市民の責務とし て協力しているわけで、その際の事故です。ごみ収集は本来行政が担うべき仕事で、自治会は好意 で協力しているわけです。まして沼津市は集積場所の安全性を踏まえて確認し、許可する立場にある。市民の安全を最優先する安全配慮という市としての管理責任、そして補償についてはどの ように考えるのか。

 

生活環境部長:各自治会等において安全な運営ができるよう収集作業時などに気づいた 点など、自治会と共有し、改善を図っていく。被害者への補償は、本市では、全国市長会の市民総合賠償補償保険に加入しているが、その対象は、市の管理下にある施設の瑕疵や業務上の過失となることから、今回の事故は 対象外となっている。

傍聴者:市長答えろよ
議長:傍聴者は静粛に願います

 山下: 万が一の補償について市として考えるべきだと思う。事故に遭われた方の状況を考 えると、一家の大黒柱であり、これからも活躍できるであろう社会的貢献の重さを考えると、市の補償についての考えをうかがう。

生活環境部長:今回の死亡事故発生を鑑み、ごみ集積場所の管理運営に当たり、事故が発生し た場合等の補償について、団体総合補償保険への加入が行えるか、被保険者や 保険契約内容など詳細な条件や費用等について、今後調査研究を行う

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