山下ふみこオフィシャルブログ
仕事
2013.07.25
香貫山の香陵台危ないよ!
香貫山(標高193m)は市民はもとより、県内外からも沼津アルプスに向かう最初の山として、
さまざまな人たちが、自由に上り、自然と親しむことができる身近な里山である。
その中腹には、香陵台(標高80m)と呼ばれている公園がある。そこまでは車で行くことも出来る
ので気軽に行ける。
そこは、よく小学校や幼稚園の子どもたちも野外活動の一環として訪れたり、週末には親子連れや
子ども同士で来たり、本当に子供たちにとっても格好の遊び場である。
そんな公園が、今、危ない状況になっている。
老木桜の枝の一部がすでに枯れて、ブランコの上に折れてきたというもの。
棒でさわっただけでも、今にも崩れ落ちてきそうな個所が他にもある。
滑り台の真上にも枯れた枝が覆いかぶさっている。
茶屋の横にも折れてきそうな枝が大きく張り出している。既に折れてきた枝もあると言う。
遊具の近くはもちろんだが、公園の至る所に枯れた木や枝が今にも崩れ落ちてきそうなところが幾つかある。
この状況に、市役所に連絡をしても、何の音沙汰もないという。しかし、今回は折れてきた枝に大怪
我をしそうになった人がいたという知らせをうけ、現場から市役所へ連絡をしたところ、すぐ来てくれた。
それが7/5のことだったわけだが、7/23になってもまだこの状況が改善されない。
以前も駅前の緑地帯の雑草も同じような状況があったが、今回は遊具の真上に今にも折れそうな枝があり、
その一部がすでに遊具の上に落ちてきている状況を何と思っているのだろう。
駅前の雑草の時は委託している業者にも仕事の順番があるので、直ぐにという訳にはいかないと言われた。
https://yamashita.fm/blog/2013/04/#date-2013-04-04
しかし、優先順位があるだろう。まして委託しているのは沼津市である。沼津市が何故、業者に指導しない
のだろうか。管理責任は沼津市である。
この時はまるで委託業者に遠慮でもしているかのように、「業者にも都合があるので・・・」と2週間以上
もほったらかしであったわけだが、今回はそんな理由が通るはずはない。
市民から、また私のところに苦情が来る。「何やってんだぁ。あんたも役所も・・・またかよ~」って。
最後のだめ押しは昨年から市には連絡をしたのに、ちっとも改善されないということから、今回は枯れ枝
のついでに、一応現場を見てもらったのですが、未だにフリーになっている。時々、バイクの人たちが走
り回っているようですが・・・
「 ほら、簡単に外れるでしょう、いいんですか?」
今また、市民から「ほ~ら、この状況どうなってるんだぁ、いいんかっ!!」と私のところに怒ってきた
んだけど・・・
担当課さん、鎖や鍵が付いていてもフリーが原則何でしょうか?
2013.07.10
下水道料金18年間値上げしなかった理由って?
「沼津市水道料金、下水道使用料等審議会」の3回目が10日開催。
審議会員10名(休2名)の出席と担当課職員13名。傍聴者は私だけ。
今回のテーマは「下水道使用料改定について」
その前に、前回の質問事項を受けてその回答があった。
●質問:平成30年度に普及率が61%は低い?
回答:国の予算動向が、地震や長寿命化対策にシフトしている。
普及促進への事業費確保が難しい。
●質問:未普及解消に係る経費が減額している理由
回答:国の予算配分が減少し、毎年減額されている。(事業費のうち1/2が国からの補助)
●質問:経営見通しについて
回答:使用料で費用を賄っているのは46%。残りの54%は税金や赤字で、収入と支出の
バランスを欠く
私は今までの下水道政策の誤りを反省することなく、次のステップはないと思っている。
また今後の下水道整備についても、今までの整備方針で普及率を上げることがいいのかという点に
ついても疑問を呈している。
国の状況を見ると、全国的にみて一定水準の普及率は既に達している段階の中、次の動向に移っ
てきている状況がある。
整備事業の財源的内訳:国1/2・市1/2(そのうち90%借金+10%現金)の中で、国の補助額が減少し
ているなかで、事業費規模も小さくならざるえない。
果たして、下水道整備事業に補助金が今までどおりにくるだろうか。整備そのものを見直す時期が
来ていると私は思っている。
ある審議会委員は「料金の安さと普及率の低さ、これは行政の甘さではなかったか。ここを反省しな
ければ、料金改定だけの問題ではない。。基本的なとこから質していかなければ、また繰り返すだろう」
と今までの行政の甘さを指摘した。
全くその通り。反省なくして、将来はない。
「これからどうしていくのか、下水道事業の在り方・考え方・計画等を見直し、必要なものは何か。
どういう努力が足りなかったのか、まず反省をすべきではないのか」
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今回の料金改定については、その値上げ幅・3パターンを担当課が提示。
現行より39.% ・40.% ・52% いづれかの値上げを考えているというもの。しかし、この値上げ幅も、
根本的な下水道赤字には繋がっていない。
とりあえず、使用料と処理料の差額分100円の逆ザヤ現象を解消するだけにとどまり、443億円の赤字解消
にはつながっていかない。
★★ 18年間放っておいた責任は誰? ★★
18年間逆ザヤ現象があるにもかかわらず、料金改定の見直しもせず、先送りをしていた状況。
この反省なくして、お金が足りなく、切羽詰まったから値上なんて言えるの?
苦渋の言い訳:「一般会計の繰入金に頼っていたため、値上改正は先送りしていた・・・」と担当課は言う。
この責任は、市長や担当課にあるのはもちろん、そのチェック機能を果たす議会が機能していなかった
ってことでしょっ!
(もちろん、私も反省。だから今後どうすべきか考える)
この際、、うわべの値上げの議論ではなく、全ての情報を洗いざらい開示し、将来的な整備計画における
財政的課題も視野に入れて審議すべきであろう。
本当にこの機を逃さずに、しっかり市民に納得できる値上げの説明をすべきである。
そうでなければ、「いきなり3割以上の値上げは民間ではありえない」と言う委員からの声も上がって
いる。
また、ある委員からも「料金改定は止むえない。しかし、具体的に当面、どのように上げていくのか、
4割上げないと当面の収支が合わない。しかし、18年間上げてしてなくて、いきなり上げていくのではなく、
段階的な値上げをしていく。
そして、最終的には、どのように収支を0にするのか、企業債残高が今の段階では見えない。
全体的観点から、料金改定を考えていくべき」と言う意見も上がり、全く同感である。
市民を代表して参加された審議会委員は、誰も「職員に責任とれ」って言う人はいない。
18年間放っておいて、切羽詰まったから値上って、こんな状況に市民は怒っていいはずなのに・・・
2013.07.04
風疹ワクチン助成決定
★★★風疹接種の半額助成決定★★★
今日、県の接種費用の助成が決まり、県と沼津市1/2 対象者1/2の費用負担。
特に妊娠中の女性が風しんにかかると、胎児が心臓病や難聴など先天性風疹症候群になる恐れが
あります。
現在、全国的に風しんの患者数が急増しているため、すでに三島市では県の助成を待たずに独自
で進めています。
今日、県の助成決定を受け、沼津市も今日から一斉に1/2の負担で接種が受けられます。
沼津市HPにUP
助成対象期間: 平成25年7月1日(月)~平成26年3月31日(月)
対象者
1 妊娠している女性の同居家族
2 妊娠を予定または希望する女性(妊娠中の女性は接種できません)
助成回数 : 1回
助成額
風しんワクチン:8000円=助成4,000円 +本人負担4000円
麻しん・風しんワクチン(MR):10000円=助成5,000円・本人負担5000円
★既に風疹ワクチンは品薄状況(MRはあり)
申請手続き期間
平成25年7月16日(火)~平成26年4月15日(火)
申請手続き
接種後、医療機関に接種費用を全額支払った上で、健康づくり課(保健センター)の窓口にて、
申請をしてください。
審査の上、上記の助成額を指定口座に振り込みます。
詳細は沼津市のHP
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/health/kenko_hoken/topics/fuushi3/index.htm
2013.06.14
BiVi避難訓練の第2回目
沼津駅北口の商業施設「BiViぬまづ」12日第2回目の障がい者施設「ふれあいの苑」「太陽の丘・あ
まぎ学園」と「視覚特別支援学校」の生徒さん達と商業施設のスタッフとボランティアとの合同避難訓
練を行う。
1回目の時は映画館が火元だったが、今回は2Fゲームセンターが火元と言うことの設定で行われた。
実際にゲームをしている最中に「火事!」 音楽やゲーム機の音でほとんど
館内アナウンスが聞こえない。
3Fで映画を見ている最中に火災が発生!
非常階段を使って逃げる。
避難場所に全員集まる。
その後、実際に消火訓練
AEDの操作方法を学ぶ
スモーク体験も。火事になり煙が充満した時は、体を低くすれば煙は床までは来ていないので、
視界の確保ができるという。
問題点は前回以上に数多くあったように思う。この経験を次に活かせるようにしていくためにも
障がいを持つ人たちとの合同避難訓練を繰り返すことが大事だと痛感。
単なる避難訓練ではない、臨場感をもった実質的訓練をしていけるように。
2013.06.14
下水道料金値上げの検討
「 沼津市水道料金、下水道使用料等審議会」の2回目が13日に開催。
審議会委員は公募3人を含めて12名が5/13に委嘱交付される。今日は2回目の審議会で3名の欠席
があり9名。
今日は「下水道使用料改定の必要性」と言うことで2時間話し合われた。
まずは当局の下水道事業の内容、普及率の比較、施設や管路の長寿命化問題、財政的な経営見
通し等の説明がある。
その現状は大変厳しく、また今後の見通しはさらに厳しい状況であること。だから来年度から料金を
上げる必要性があり、この審議会で図られることになった。
確かに私が今まで報告をしてきたように、使用料単価77.77円/1m3で汚水処理原価177.15円で約
100円の逆ザヤが生じている。
だから、使用料を39.2%26年度から30年度まで上げれば、収支は±0になるという担当課の説明。
既に借金残高=442億円(23年度)。毎年の返済額(23年度)=元金23億円+利子10億円
そうなると逆ザヤの分を5年間値上げしたからと言っても、施設整備や長寿命化事業、耐震事業等に
(15億円/年)借金返済(33億円/年)。国からの補助金を当てにしたところで、赤字は膨らむ一方。
委員からは、なぜもっと早い時点で料金改定に踏み込まなかったのかという指摘。正しくその通り。
整備の仕方もそうだが、料金値上げもそう。どうにもならなくなって切羽詰まってこの検討会。
担当課の苦渋の説明に、どれだけの委員が理解を示しているのだろうか。
しかし、今日の時点では全員一致で料金の改定は止む追えないという判断に至る。たった2回目で
既に値上げの方向で次回も審議されることになった。
本当にここまで下水道問題に手を付けてこなかった背景は色々あるにしても、当局の政策判断と議
会の責任が問われても仕方がないだろう。
また、今回の審議会の責務も重いものと私は感じている。
議論を今後尽くしたところで、値上ありきで進まなければならない審議会とは何なのか。
しかし、少なくても当局の出す資料は本当によく整理されているように思う。
この審議会に参加する意義を十分感じ、本当に重く責任を感じている。これらの資料をもとに当局と
議員が議論できたらと思う。
次回の審議会は7月10日(水曜日)14:00~です。今回の傍聴者が私だけと言うのも一般質問前だか
らといえども残念に思う。