山下ふみこオフィシャルブログ

懲罰

2022.10.25

日高市議の辞職勧告決議が東京高裁へ

10/24(月)今日は日高市議会による田中市議への「辞職勧告決議」の第1回控訴審の傍聴に東京高裁へ行きました。
市議会で行われる行為は内部規律にとどまらない。
何故なら
・「辞職勧告決議」は、憲法21条が保障する政治的言論活動に対する抑圧行為である。
・「辞職勧告決議」は、田中まどか市議の政治的な言論活動に重大な委縮効果を生じさせるものであり、「内部規律の問題」にとどまらない。
・一審判決は、証拠に基づかず、「敢えて虚偽の内容を含む議案」ではないと推認しており、心理婦人の重大な瑕疵がある。
だから一審判決は破棄されるべきである。
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議会という公権力による不利益処分であり、多数決による横暴である。
田中市議が控訴した理由は真っ当であり、その不当な行為は議会の自立権とは関係ないにも関わらず、議会がそんな馬鹿なことをするはずがないという前提のもとに成り立っているので「議会の自立権」が立ちはだかって司法の壁はとても厳しい。
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全国で不当に行われている懲罰や辞職勧告決議は数多く、志ある議員、特に少数派と言われている議員のこのような問題が今やっと注目されてきてる。
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田中さんは「私が投じる一石は泥沼の中に埋まるかもしれないが、そこに続くものがその石積みを積みあげ続けることで、いつか絶対変わる、それまで仲間や弁護士と共にやっていく」という心からのメッセージにその心情が分かるだけに辛い。
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ここまで頑張る田中さんがいるから「私も」って思えます。
ここまで追い込まれながらもいつか歴史は証明するでしょう。でもその先駆的な行動はとても茨の道であり、人生を削りながら闘っている・・・・

湯河原町議の土屋さんのFBをシェアします。

【なぜ君は闘うのか〜辞職勧告決議の田中まどか市議の東京高裁結審に立ち会って〜】
負けると分かって闘う戦もある。
勝敗に拘るのではなく、
それが自分の為にはならずとも、
未来の自分の分身が、
これ以上自分の様な目に遭わない為に。
埼玉県日高市議会議員の田中まどか市議の、控訴審(第一回)に傍聴に行って参りました。
関係者には怒られてしまうかもしれないですが、この裁判はほぼ、勝てる見込みがない、と思います。
残酷なこの状況にも、敢えて裁判で闘うこの姿に、私は、ただの勝者には語る事ができない深さと覚悟を感じています。
裁判は、どんな形であれ、人生を削るものです。
できれば一生関わりたくないものです。
ましてや、その勝敗は、生死に匹敵すると言っても過言ではないくらいの、並々ならぬものなのです。
議会の中で「あなたは議員にあるべきでない人間だ、議員を辞めしまえ」と議会で決議される「議員辞職勧告決議」です。
どれだけ重いものなのかと思ったら、田中市議の件は単なるSNSの発信。普通の感覚で言えば誰でも投稿する様な内容です。
これが田中議員を貶める為でなくて、何のための議員辞職勧告決議なのか。と思ってしまう内容です。
裏の意図がわからない市民は「議員辞職勧告決議」を受けた議員=「議員を辞めるべき議員」というレッテルだけを信じてしまいます。
悪い議員のレッテルは、議員自身の身を蝕みます。
市民から1票をいただいてその立場にある事を重く受け止め、責任感が強ければ強いほど、その決議を重く受け止め、同時に、その決議のあまりの理不尽さに自分自身を納得させられないのです。
「たとえ負けたとしても、このアクションが石積みとなって、次につながれば…」
大きな変革の中の、一つの石積みになる事を覚悟して、この裁判を闘う田中まどか議員に、私は心からの敬意を。そして日高市民がこの田中まどか議員の必死の決断を、受け止めて理解してくださる事を願って、本日は静々と酒を飲みたいと思います。
ウエマツ チヅコ、木村 勇、他3人
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2022.10.12

静岡新聞掲載の私の記事について

今朝の静岡新聞は私の市有地の不正利用という事で大きく取り上げています。匿名の手紙を受け、橋の下の無断使用で薪とカヤックを置いてあったことについては、指示に従って対応をしました。
(委員会で説明したが、当時の道路管理課に橋の下に薪を置くことを了解のうえでやっていた(口頭での約束)

また、所有する土地の中に市有地が挟まっていたことが、今回、高橋議員にきた匿名手紙による調査がきっかけで発覚をしました。父親の代に橋の拡張において2回ほど用地買収に応じましたが、今回の問題は約30年前の2回目の用地買収のことで、平成3年~5年の橋拡張工事の時に応じた土地代金の一部を現金でなく市有地をあてがわれたものであると認識していました。

なぜなら、家の出入り口が橋の上だけになってしまって、交通量の増大により出入りの侵入が困難となるため、父が沼津市と話し合って、官地を私有地として上記のことが行われたと聞いています。

そのため問題となった土地は、私有地という認識で今に至っています。。

沼津市は橋工事終了後、敷地全面をアスファルト舗装し駐車場のための白いラインまで引いてくれていたので、敷地全面が父の土地だという認識で、有料駐車場として貸していました。
その後、私が令和元年に相続した後も何の問題もなくきましたが、その土地が名義変更されず、市有地となっていたことは思いもよらないことです。

しかし、今回、沼津市から図面を見せられてこの状況を把握しました。

父は、2回も沼津市に誠意をもって協力をしてきたのに、このような展開を子の代で受けるとは思いもよらなく忸怩たる思いです。
この問題につきましては、当時、沼津市と父が用地買収に応じたときの契約書がどうなっているのか、つては、この事実が明らかになりましたら、市には解決を図るよう(今調べ中)所有権移転登記をするよう申し入れをします。

この度は匿名の手紙によって市議全員出席のもと議員全体会議が開かれ、多くの支援者の傍聴もありご心配をおかけしましたが、薪等の件について議長からは厳重注意となりました。

今後については個人の問題でもあり、弁護士や専門家とも相談しながら対応をしていきたいと思います。

2静岡新聞

2022.09.08

少数派議員への懲罰と地方議会のあり方

今朝の沼朝、昨日に続いて第2弾が掲載されました。
8/20静岡で開催された研究集会の分科会「少数派議員への懲罰と本来の地方議会のあり方を問う」
講師:江藤俊明・上原公子・福島浩彦
報告者:山下・江本

私と江本さんが沼津市議会で起こった懲罰についての報告をした後、全国的におこっている多数派による少数派議員のいじめや排除は、多様性を重視する議会の自殺行為であること。特に女性議員が被りやすいハラスメントやいじめの実態と防止に向けて、市民に開かれた議会への改革が必要であり、そこには議会事務局の改革も求められる。

昨今、多様性を重視する社会を目指しているが、現実には社会の流れに議会は二極化しているという。既得権益を保持しようとする村社会の閉塞的な議会と開かれた中での議員間討議を行っている議会では自治体間の差が出るのは当然のこと。

その差はつまり市民生活への影響がボディブローのようにきいてきているはず。最後はゆでガエルのようにならなければ分からないのかと・・・あなたはどう思われますか?

上原公子福嶋浩彦
上原公子

2022.08.22

共産党魚沼市議団のニュースレター

↑魚沼市議会議員の方のブログより
どこかの議会とは大違いです。
言論の府である議会に自由な発言が担保されなければ、民主主義とは言えないと思います。
たとえ、それが個人の独断的な見解であったとしても、言論の自由は保障されなければならないと考えます。
何故なら、住民に選ばれた代表者が議員となり,議会で話し合って政治を行うという議会制民主主義だからです。
削除の前に、議員間でなぜ削除なのか、法律に基づいて議論をしなければならないと考えます。
共産党チラシ

「日本共産党南魚沼市議団」が発行しているニュースレターです。ここにはこう書かれてします。

 

 「『議事録削除』動議に賛成」は間違いでした。謝罪します。

 

 6月議会において、黒岩揺光議員の反対討論の一部が、議事録から削除されました。他の議員から、「削除の動議」がだされたものですが、日本共産党議員団はこの動議に賛成してしまいました。これは日本共産党の基本的な立場からの重大な逸脱であり、まちがいでありました。深く反省します。

 

 日本共産党は、民主主義と言論の自由を守ることを信条としており、たとえ主張が異なるものであっても、市民や議員の発言権を断固として守る立場です。

 

 黒岩議員の発言は、特定の個人の人権を侵害するような侮辱や暴言と言えるものではなく、あくまでも政治的な主張であり、削除に値するものではありませんでした。

 

 黒岩議員の批判は当然であり、賛成してしまったことを心からお詫び申し上げます。

 

 二度とこのような過ちを侵さないよう、研鑽に努める決意です。

 

 日本共産党南魚沼市議団

2022.08.21

請願審査委員への公開質問(下)

8月18日に「請願審査特別委員への公開質問」下編が投稿されました。
共通質問は以下の3問。

1.懲罰動議に賛同する際、議員の発言の自由を脅かすものだと感じたか。感じたのなら、それでも賛同したのは、なぜか。

2.今後、沼津市議会では「大きな間違い」「残念な答弁」という文言は懲罰の対象になると思うか。何を根拠に「思う」「思わない」のか。

3.過去に梅沢弘議員をはじめとして「大間違い」「残念な答弁」と発言した議員がいるが、いずれも懲罰にはなっていない。なぜ懲罰にしなかったのか。

多くの市民が待っています。
ご回答、ご意見、異論等、ぜひこの投稿のコメント欄にもお寄せください。

回答をお願いした議員さんたち。
(上編)委員長の深田議員、梅沢議員、
(中編)尾藤議員、平野議員、
(下編)岡田議員、高橋議員、
よろしくお願いいたします。
吉田(下)818_

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