山下ふみこオフィシャルブログ
香貫山
2025.04.30
香貫山の保全事業
4/28(月)香貫山の遊歩道状況を農林農地課と市民でチェックをしてきました。
R7年度予算に農林農地課所管の香貫山保全事業に1973万9千円の予算。
これまで保全と言えども、天狗巣病の伐採で毎年60万円前後が計上的な予算。そして自然災害で崩落があれば緊急的な保全補修工事が追加されるぐらいだったのではないだろうか?
今回、保全事業の中で遊歩道の状況等を含めて「香貫山里山環境整備計画の策定」をコンサルに依頼するというので、依頼する前に、日頃、香貫山を利用している市民の方に現地の状況を案内してもらった方が、限られた予算の中で効率的な効果が得られるのではないだろうかと考えた担当課の意向に、
香貫山の中でも最も皆さんが利用しているルートの状況を午前中かけてチェックした。
ほとんど20年以上も手を付けていなかった遊歩道の階段は朽ち、






香貫山は標高193mと言えども、沼津駅から狩野川リバーサイドを徒歩25分ぐらいで香貫山のぼり口に到着する。此処は沼津の中心市街地の中にありながら自然が堪能できる貴重な山である。適度にアップダウンがあるので、ルートによってはトレーニングにもなるし、散歩コースにもなる。社会人や高校のスポーツクラブ所属の生徒には学校からこの頂上を目指すコースにもなっている。
↓の地図はH26年10月作成の香貫山ハイキングマップ

2025.04.19
三春の滝桜 in 香貫山
今年の香貫山の桜台にある三春の滝桜は見事でした。
昨年、この桜の根が地上から出ていて、次第に元気がなくなっていく様子を山の仲間が心配して、農林農地課が土と肥料を補充して下さったお陰で今年は本当に見事に咲きました。
香貫山の桜はもちろん、この滝桜も実は香貫山に登ってくる方々にとって毎年楽しみにしています。
ドイツから来た家族が伊豆に立ち寄る際、日本に在住する娘さんが両親にこの桜を見せたいと偶然出会いました。
4/5には福島県のとある市長の奥様がプライベートで「三春の滝桜がどうなっているのかしら?」と訪れ、たまたま居合わせた山の仲間が案内をしたそうです。見事に咲き誇った滝桜に「桜にとって良い環境の中、すくすく成長して本当に見事に咲いている・・・」と大変喜ばれたそうです。
三春町の役場に沼津の方から、今年の「香貫山の滝桜」の様子を知らせてくれた礼状が届いたと聞きました。
本当にこの桜が取り持つご縁で、東日本大震災の事にも思いを馳せ、人との輪の広がりも静かに繋がっている状況にとても感動します。
寄贈して終わりではなく、こうやってそれをきっかけに繋がっていることを知り本当に嬉しいです。



2025.04.12
第184回香貫山影奉仕の清掃活動
第184回目の香貫山影奉仕の清掃活動です。
今日は桜の花吹雪。大地は桜の花びらで埋め尽くされています。
今年は桜の満開時期がずっと続いています。
この陽気で清掃活動は汗ばむくらい。
側溝にも桜の花びらがいっぱいなので、汗をふきふき・・・
穏やかな桜日和で、多くの登山客が訪れています。
今日も無事終了お疲れさまでした。







2025.04.01
香貫山に車いすもベビーカーもOK
香貫山にはこれまで香陵台公園までは車で行けたが、そこから頂上までは徒歩のみである。もちろん自転車もダメ。
山を保護するためには仕方がないこともかもしれないが、それによって悲しんでいる人もいた。今回嬉しいことにバリケードの幅を変更することで車いすやベビーカーの人も香貫山を周遊することができるようになった。
これも3年越しの念願がようやくかなった。
10年以上前には、オートバイやバイクのサーキット場になって周辺住民からの苦情があり、通行止めのバリケードが設置された。しかし、バリケードを設置したことで、車いすやベビーカーの人たちにとっては、頂上までは行けない状況になってしまった。
4年前に車いすの子どもを連れて香貫山に来た家族に遭遇した時、車いすでは中に入ることができず、「頂上からの景色を見せたかった・・・」と言っていた。それにこの山には高齢者施設の方々が散歩に来るコースにもなっている。
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そこで、農林農地課と相談をして試験的にバリケードの幅を車いすが通れるスペースに変更してもらい1年間様子を見たところ、オートバイ等の立ち入りがなかったことで、車いすとベビーカーは立入ができることになった。
しかし、西側の道路からは侵入はできても東側の山側からの道路は以前としてバリケードがあって通り抜けできない。
そこで、東側道路も何とかバリケードの位置を変えてほしいというお願いをしていたところ、これもやはり1年越しでやっとこの3月にバリケードの位置を変えてもらい、車いすとベビーカーの通行が試験的に可能になった。
「できない、難しい、他の人に迷惑になる・・・」と言われ、こんなこともできないのかと地団駄踏んだ時もあったけれど、障害者や弱者に対する法的整備が進む中で、こういう配慮が当たり前の社会になっていくのかなぁと思う。
仕方がないと諦めるのではなく、当然の権利として声をあげることで、気づかされることが沢山ある。
農林農地課の担当者もずっと1年越しで考えてくれていたし、何よりも近隣住民にどう影響があるのかが大きなネックになっていたのだと思う。
今回も試験的だとは言われているが、ルールを守って当たり前にみんなで楽しめる環境にしていけるといいですね。
西側(海側)からの出入りは車いすとベビーカーが通行できるようにバリケードの位置を変更



今回、東側(山側)の道路からも車いすとベビーカーも通行ができる様にバリケードの位置が変更された。早速、電動車いすの方が散歩のコースが拡がったし、充電量も気にしなくてもいいと喜んでいた。



2025.04.01
香貫山頂上トイレの改修







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