山下ふみこオフィシャルブログ
香貫山
2025.10.26
ふじのくに景観形成計画 in 香貫山
香貫山の香陵台公園にあるビュースポットが、先月、数年ぶりに行政のおかげで復活しました。これまで市民から幾度となく、要望があったにもかかわらず、手が付けられていない状況があり、今回、やっとその景観が復活したその背景について、私が気付いたことをメモします。
「都市計画部開発指導課」が策定した香貫山の景観計画に則って今回のビュースポット復活があったのかなぁと思った次第ですが・・・
↓の添付した資料には「住民主体の活動」として:
五重塔のある香陵台をはじめ、香貫山では、住民主体による草刈りや登山道の清掃などのボランティア活動が行われています・・・とあります。「どこの団体かな?」と思った次第です。
静岡県が県内の景観の指針となる「ふじのくに景観形成計画」を2017年3月に策定。
景観形成の方針、県が取り組むべき方策及び行動
平成29年(2017年)3月~2026年(令和8年)までの10ヵ年計画。
その計画の主要方策の一つである、静岡県の景観を全ての地域から底上げするため、県では、地域の特性に応じてきめ細かく効果的な景観施策を推進できるように支援を行うことを決定。
こうした中、県は、観光客が多く訪れる観光地など、重点的に景観形成を図るべきエリアにおいて、地域住民とともに目指すべき姿(景観ビジョン)やそれに向けた具体施策を示す「観光地エリア景観計画」を市町主体で策定する。
そこで沼津市においては都市計画部開発指導課が県の方針に従って
本計画は、本市の景観ビジョンと具体的な施策を示すものです。
- 伊豆半島から望む雄大な富士山と 美しい自然を楽しめる 御浜岬
https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/keikaku/various/keikan/keikanho/pdf/mihamamisaki.pdf
· 伊豆半島から望む沼津アルプスと 富士山の眺望を楽しめる 香貫山
https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/keikaku/various/keikan/keikanho/pdf/kanukiyama.pdf

2025.10.26
第190回香貫山影奉仕の清掃活動
議会があり報告が大変遅れましたが、メモっておきます。
10/11(第2土曜日)小雨模様の中、誰か来るかなぁ~と思いつつ香陵台公園に到着してみると来ています!いつものメンバーが。小雨の中でしたが決行。作業中はそんなに雨に降られることもなく何とか無事終了。
今日は香陵台公園からのビュースポット
眼下に見下ろす市街地、狩野川、駿河湾等が一望に見えるはずの景観が、樹木が大きく成長しすぎてほとんど見えなくなっていました。車いすの方はもちろん、山頂まで行けない方から「何とか見えるようにしてほしい」と言う声が私たちにも届いていました。
そこで9月に入ってから、いつも香貫山に登ってくる人たちと、農林農地課職員が現場で何度か話し合いが行われたようです。いかに樹木を残しながらもビュースポットを確保するのか、其々の市民の声を尊重しながら作業は行われたようです。
そこで、待望のビュースポットが復活しました。
色々意見はあるかと思いますが、こういう丁寧な経過を経ることで、感謝の声が市役所には届いていると聞きました。
香貫山影奉仕にも、「何年振りかでここから沼津市の景色を見ることができました」と言う声を頂きました。





↓の写真はゴミ箱ではありません。自分が出したペットボトルやごみをそのまま捨てていく人がいるので、そのごみを拾って下さる人のためのゴミ箱です。
自分の出したごみは持ち帰って!!
香貫山にはゴミ箱は設置していません。しかし、大きな不法投棄は激減したものの、自分たちが飲み食いしたごみはそのまま捨てていく人はまだまだいます。
放置したごみはイノシシやカラスが荒らすので、山に登ってくる方が拾ってこのごみ箱に分別しています。
そのためのゴミ箱です。
毎月、たくさんの健康飲料や酒ビンをゴミ箱に捨てていく人へ!!
私たちは毎月蓋とビンを分別しています。ペットボトルも同様です。



2025.08.12
第188回香貫山影奉仕の清掃活動








香貫山にはゴミ箱がありません。基本的には、自分が出したごみは自分で持ち帰るという事が基本です。ただ、ごみが無くなるわけではなく、投げ捨てられていることもあり、なかなか思うようにはいかない。捨てられている処を放置していると、そこにまた同じように捨てられてしまう事もあり、景観もよくないし、万が一火元の要因にもなりかねないので、そういう誰が捨てたかわからないゴミ処理のためにゴミ箱を香貫山影奉仕で設置した。
一般の方用のゴミ箱設置ではない。
最近Aビンが30個以上毎月捨てられている。燃えるゴミ、不燃ごみ、缶ビン、ペットボトル等と6種類に分別しているのですが、それもなかなか守られず、最終的には影奉仕で分別をする。ビンやペットボトルはふたを外し、ラベルをはずしたりと、捨てるにしても一般家庭と同じような分別をする。そして、沼津市のゴミ収集車に来ていただく。
どうぞ、みんなが気持ちよく香貫山に来ていただけるようにするにはどうしたらいいのか、ひとり一人が考えてほしいものです。



2025.07.14
香貫山・山道の階段修復工事
香貫山のコンクリート舗装されたところではない山の中にはハイキングコース(遊歩道)がいくつかある。
そのコースは傾斜地のために滑らないように階段を木材で創っている。これまで何年にもわたり階段の補修を毎日コツコツやって下さっていた2人の方がいました。その1人のFさんは、高齢から山に来れなくなってから久しい。もう一人Tさんも同様に腰を痛めて、作業ができないために、階段は壊れたままの状況になっていた。
香貫山のハイキングコースは10路線近くあり、どのコースも次第に手入れができなくなって、昨今の降雨量の多さはそれに拍車をかけ階段は朽ち、倒木で道が塞がれていたりと、手が入れられていな箇所が随所にみられるようになっている。
また山の中を走るとトレイルラン等のスポーツもあり、そのたびに階段が壊れていくので、禁止をしてほしいという声も出ているが、補修をする人がいなくなってきているので、荒れた状態がますます酷くなってきている。
そんな中、R7年度香貫山の保全事業に予算が付いた。前年度の15.2倍の1974万円の予算である。
しかし、全部の階段を補修するだけの予算ではないために、農林農地課は香貫山を利用している市民とともに山の中を歩き、その優先順位を決める準備をコツコツやって下さっていた。



確かに擬木を使ってきれいに階段が出来上がったのだが、その歩幅が広くて、これまでのような階段幅ではないために、下りで滑る人が出てきたために、利用者からこれでは危ないという声にさっそく農林農地課が市民の方と一緒に現場調査にはいった。
素早い対応に感謝はするが、設計段階でもっと利用者、特に利用者は高齢の方が多いので、ただ階段を作り補修すると言うだけではなく、山の傾斜状況によって、どういう歩幅で階段を造ればいいのか、もっと事前チェックをし、工事を委託した後に事後チェックも当然されているとは思うが、たかが階段一つではあるが、そこから学ぶべき課題は多くあると感じている。




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