山下ふみこオフィシャルブログ
影奉仕
2023.12.09
第168回香貫山影奉仕の清掃活動
第168回目の香貫山清掃ボランティアは今年最後の活動です。
毎日、香貫山に上っている仲間は、山道の階段整備や、道を塞いでいる枝払いをしたり、其々が気付く中で日々清掃活動を続けている。新しい仲間はなかなか増えず、此処でも高齢によって来れなくなってきている。
普段、この山に日々上ってきている人たちも、様子が変わってきている。以前はグループで待ち合わせて一緒に登っていた人たちも、今は1人減り2人減り、今は個々で来ているようで、そうこうしているうちにフェードアウトしていく。
香陵公園の茶屋の杉本さんもその人間模様をどう見ているんだろう。茶屋の経営は遺族会で光熱水費は出しているが、あとは杉本さんが飲み物を販売する売り上げの数十円が収入になっているんだと思う。
彼が毎日茶屋を開いてくれていることで、観光客はもちろん、みんながそこで世間話や山のことなどいろいろの情報を提供してくれているので、香貫山の秩序が保たれている要素はとても大きい。
今はいなくなった時のことは考えられないが、その時は遺族会もこの茶屋を引き継ぐ人がいなければ、老朽化によって解体し沼津市に返還することになっていると言われている。
今日は風もなく、穏やかな暖かい日でしたので、とても作業ははかどりました。また、ぬまづアルプスを目指してくる登山客も多く、香陵公園までタクシーを使ってきたりしている。今日は駐車場が満杯で駐車禁止のところまで車があふれかえっていた・・
2023.11.12
第167回香貫山影奉仕の活動
167回目の香貫山影奉仕の仲間たち。私たち以外はほぼ毎日この山にきて清掃活動もやってくれている。
だからみんな自分の庭のように植物のことも、登山道のことも、樹木のことも何でもちゃんとわかっている。
私のブログを楽しみにしている仲間の岩ちゃんは今日は来ませんでしたが大丈夫?
いつも山の様子を気にかけている古屋さんは「思案六法」と一言私に話しかける。
「思案六法?」(あれこれと考えをめぐらすこと)この目の前の木を切るべきか切らざるべきかとちょっと立ち止まって考えているという。この木を切ったら地盤がどうなるのか、考えながらの作業だという。こうやって山の状態を常に考えながら関わってくれている仲間に感謝。
ベビーカーや車いすのサインやトイレのサインボードをつけました。
このウマは、バイクや自転車がレースをするために、深夜、山に入ってサーキットをし、騒音等もあり、危険なので進入禁止にするためにウマの間隔を狭めていた。
ある日、家族で来たお子さんが車椅子だったために、この柵を超えることができず、「頂上からの風景を見せてあげられない・・・」と言ったことがとても気になっていた。この山には介護施設の車や障害者施設の車も香陵台駐車場に止めて、お散歩をしている光景を見る。
その事で農林農地課の担当に相談をしたところ、ウマの位置をちょうど車椅子が通れる間隔に広げてくれた。もし、また危ないサーキット等が始まるようなら柵は占めるという条件で。農林農地課の担当者には結構頭をひねってもらい感謝!
今の処、その心配もなく来ています。サイン付けてよかった!
2023.09.10
第165回香貫山影奉仕の活動
このところ、香貫山でよく見る可憐な美しい花・
センニンソウ(仙人草)はクレマチスの1種で、夏に白い小さな花が多数開花するつる性植物ですって。
花言葉「安全」「無事」「あふれるばかりの善意」
2023.07.08
第163回香貫山影奉仕の活動&原田濱人句碑
第163回香貫山影奉仕の清掃です。
お天気が心配されましたが無事終了。
昨夜の雨後で、蒸し暑くどうなることかと心配でしたが、曇り空の中風も程よくまあまあの清掃日和でした。
今日の私は原田濱人の句碑がカビやコケで随分汚れてしまっていたので、急遽、コケ落としに挑戦。
今日はやり切れず途中までになったが、来月は頑張ろう。石碑の磨き方誰か教えてください。
原田浜人 句碑
原田浜人は1884年に現浜松市原島町に生まれ、1922年に旧制沼津中学(現沼津東高等学校)の教師となるのと時を同じくして高浜虚子の門に入り、俳誌「ホトトギス」で活躍する。
静岡県内の俳句活動にも深く関わり、その業績を讃えるために1965年に建立された。裏には武者小路実篤の原田を讃える言葉が刻まれてます。