山下ふみこオフィシャルブログ

2023.03.24

お彼岸

ぼた餅は頂いたのですが、報告が遅れました。
お彼岸中にお寺とお墓参りに行ってきました。(3/18~3/24)
私のお寺さんは青野にある妙泉寺。
御住職は法華宗大本山光長寺第79世貫主でこの2月に退蔵。
光長寺さんでは5年間の間1度お目にかかっただけの雲の人でしたが、やっとお勤めを果たして句集も出されました。
この妙泉寺に続く階段は私のお気に入りの処。
桜が満開でした。
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どなたか一緒にこのお寺の境内のお掃除をやってみませんか。
春分の日(春分日)は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」祝日、秋分の日(秋分日)は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」祝日なのだそうです。
古来、日本人にとって自然や動植物というのは支配すべき対象ではなく、ともに生き、時に生かされるような存在です。
お彼岸にはご先祖のみならず、自然や動植物に対しても感謝と敬意、慈しみのこころをもって接するようにしたいものです。

2023.02.09

光長寺第79世貫首の原井日鳳師

私の実家(植松)お寺は青野にある妙泉寺である。妙泉寺の原井住職は第33代住職です。

さらには法華宗大本山光長寺第79世貫首であり、今朝の沼朝の記事に退蔵前の心境を語っている。

この記事そのままのお人柄です。

原井住職沼朝209 (2)

2022.11.03

紫陽花の照江寺

西浦の由良ミカンを買う道中、江の浦にある禅寺「照江寺」さんへ寄りました。紫陽花祭りの時には市内外、県外の多くの方がお見えになって、またそのご縁から繋がったご住職との交流。今日は久々に「トトロ」にも会う事が出来ました。
突然の訪問にもかかわらず、いつもと変わらぬ訥々とご住職様のお話や近況を伺うだけで幸せになります。
また新たな挑戦を始めているようで、「時間が何時間あっても足りない・・・」と。自分が生きている間に何かしておきたいといいます。

「人はみな幸せになるために生きている」

「いつまでも生きることより、生きている間に、なすべきことをやることだ」

「今朝もまた、さめて目も見え手も動く ああありがたや この身 このまま」

2022.05.05

照江寺の楠木トトロ

照江寺の境内には、自然石から御影石まで300基からの白隠禅師をはじめとする禅僧の書画(碑)がある。すべてひとりで彫刻したという、それも60歳から始めた石彫であるから驚きである。

「その石が途中で欠けたらどうするの?」と聞けば、「それも最初から欠けること失敗することを念頭においてやっているから、それ以上に悪くはならないよ。」と。
「欠けたら欠けたでそれも絵になるように工夫する。失敗を景色に取り入れていけば、その方がいいものができるかもしれない。失敗したらと考えるのではなく、最初から失敗するって考えているから・・・」という。

とにかく、紫陽花で訪れるときに見ていただきたいものが此処にはたくさんある。

その一つに此処で目を見張るのは楠の巨木、別名トトロである。

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これは香貫山の楠木、私はトトロと呼んで挨拶を交わしている。

此処には大木が3本。クスノキとヤブニッケイとタブノキ。

2022.05.04

あじさいの照江寺とウクライナ支援

「念ずればかなう」そんな出会いが待っていたのは江の浦の照江寺でのこと。このお寺には紫陽花の時期に友達と数回来たことがある。駿河湾東端の小さな入り江を見下ろす切り立った斜面にあり、静かなたたずまいの禅寺である。幕末(1855年12月)には漂着したロシアのディアナ号プチャーチン提督一行の宿泊寺と記されている。

毎年紫陽花の時期になると、市内はもちろん県内外から2000人以上の方がお見えになるという。今回、ご住職はウクライナの戦況を見るにつけ「何とか自分にできることはないだろうか?」と居ても立っても居られない気持ちになり、この紫陽花の時期5/20~6/14までをウクライナ支援のために準備を進めている。

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ご住職は「この歳になって今まで思ってきたことが現実になって、会うべき人や会いたい人が次から次にかなっている。今までの人生の中で、今になって華が開いている気さえする。私はまだまだやりたいことが山ほどある。私のことをくそ坊主という人がいるけど、そう言ってくれるのは嬉しいねぇ~そういう人に限ってまた来るんだよね・・・」と屈託のない笑顔で嬉しそうに話される。

「私がこの歳になって分かったことがある。それはね、相手の言葉や行為で感動したことは、ちゃんとその人に伝えることにしている。そうすると私が思っている以上にその方に喜んでもらえるんだよ。それがきっかけになって立ち直った方もいる・・・」「石ころ一つとってもすべて愛おしい、みんな違っているからいいんだよ・・・」石ころ一つ一つを念じながら文字を描いていくのも本当に楽しそう。とても79歳には見えない大志を胸に秘めた少年のようにさえ見えてしまう。

今日は、私と典子さん(整膚師)と3人で日が暮れるまでお仕事(御朱印書き)をしながら沢山のことを話した。ご住職や典子さんとの会話は、勿体ないほど心が癒されていくのが分かる。年齢を超えて、立場を超えて、共感し尊敬しあえる時間は夢のようでした。人として「生きる」ための人生訓を教えてくださっていたのかもしれない。

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